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ハライチ岩井、『ぽかぽか』MCでも“生活に変化なし”「朝まで麻雀は打たなくなったけど」

平日帯の仕事にも、生活に特に変化なし

岩井勇気さん――意識せずとも、普段の仕事からも「面白い」刺激があるんじゃないでしょうか。たとえば、MCを務めている『ぽかぽか』(フジテレビ)では、それこそ毎日、いろんな人に会いますよね。 岩井:うーん、なんすかね。別に『ぼかぼか』をやるようになったからって、大きな変化もないんですよ。「帯で大変ですね」とか言われたりするんですけど、意外と時間も取られてないし。2時間の生放送ですけど、1時間ちょっと前に入るだけだから、1日の中で3時間ちょっとしか取られてないんです。で、終わったらすぐ出てますし。だから生活もそんなに変わらないし、変わったといったら、朝方まで麻雀打つことがなくなったくらいじゃないですかね。 ――それこそ帯番組よりも、実生活での変化がありました。 岩井:そんなに変化もないんですよね。単純にひとりの生活が2人になっただけで。ただ、そうだな。自分って、基本、人と一緒にいたい人間なんです。だからほぼほぼ家にはいなかったんです。誰かを誘ってご飯に行ったり、友達に連絡して過ごしたり。「今日は誰を誘おうかな」みたいな感じがあった。でも「この人はこの前誘ったばっかだな」とか「この人はいま忙しいな」とかいろいろ考えなくても、確定で誘える人が身近にいる。「この人なら誘っていいだろう」って。そういう人ができた安心感はありますね。

「好きなようにしたらいい」は冷たい

岩井勇気さん――最後に「あとがき」ついても少し。ここは、ほかのエッセイとは毛色が違う感じがしたのですが、なぜあの文章を持ってきたのでしょう。 岩井:最後に書いたんですけど、「何を書こう」か本当に迷ったんです。三部作だと言ってますけど、三部作の締めを意識したものを書くのも、1冊目、2冊目を買ってない人もいるだろうから、そういうのは嫌だし。ちょうど『ぽかぽか』に阿川佐和子さんがゲストで来ていたので「あとがきって何を書けばいいんですか」と聞いたら、「あとがきもエッセイみたいなものを書けばいいのよ」と言われたので、単純にもう1本書けばいいのかと。最近の出来事を書きました。 ――先輩と後輩の関係について考えている時期だったのでしょうか。 岩井:事務所から芸人が続けて辞めた時期だったんです。結構みんな「お前が決めたんだったらそれでいいと思うよ」とか言うんですけど、「好きなようにしたらいい」って実は冷たいですよね。自分はあえて「辞めないほうがいい。続けたほうがいい」って言ってるんです。別にどうせ気持ちは決まってるんだし。それで止められたことはないですけど。
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10代の自分はキラキラしているけど
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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