更新日:2024年09月03日 16:29
お金

高卒・年収400万円台から純資産3.5億円に。元手250万円から新築不動産投資で成功できた理由

新築不動産投資の実際の手法

はじめての新築不動産投資

※写真はイメージです

 さて、ここから実際の手法を学んでいきたい。新築不動産投資は、土地取得から建物の建築、入居づけまで、やるべきことがたくさんある。  「すでに建物が完成している物件を購入する『建て売り新築』もありますので、必ずしも土地と建物を自分で手配する必要はありません。ただし、自分で土地を探し、建物も自分でプランニングする『土地から新築企画』のほうが利回りも高いので、いずれはこちらの手法を目指してほしいです」  よって、今回は生稲氏のおすすめで、最も低コストかつ設計の自由度が高く、利回りを上げやすい「土地から新築企画」の手法を紹介する。

生稲氏のおすすめは「土地から新築企画」

はじめての新築不動産投資

売却益1億2343万円 東京都足立区(土地から新築)

「まずは情報を取得するために、土地情報を『アットホーム』『スーモ』『ホームズ』などの情報サイトで検索します。立地、土地の広さや価格だけでなく、接道面や用途地域・防火指定、容積率・建蔽率など、どのような建物プランが可能かも含めて検討してください。  目ぼしい物件が見つかったら、建築士に建物のラフプラン(部屋数・部屋ごとの面積・建物の延べ面積や階数)を作成してもらいます」  出てきた部屋数・面積で、家賃設定をし、収支シミュレーションを実施する。 「シミュレーションを踏まえて、購入する土地と建物のラフプランが決まったら、金融機関に融資の打診を行います。土地の融資審査が通れば、土地融資を実行し、決済します。その後、建築確認申請を行い、『確認済証』を取得したら、建築がスタート。  同時に建物の最終見積もりを取り、建築会社と建築請負契約を締結し、建築費を確定させます。竣工時には検査機関の完了検査を受けて『検査済証』という書類を受領し、その後、建物表題登記を行います。最後に施主検査を経て引き渡されます」
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生稲氏の著書も参考にすれば億万長者になれるかも!?
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