更新日:2024年09月26日 17:56
エンタメ

「元おニャン子の娘」が“セクシー女優兼アイドル”になったワケ。デビューを伝えたとき、親の反応は

「他人と違うことをしたい」と思ってセクシー女優の道へ

西元めいさ③――アイドル活動と違って、セクシー女優は脱ぐ仕事ですよね。そのあたり、悩みや迷いはなかったですか? 西元:アイドルって、すごくいっぱいいるじゃないですか。だから、ほかの子とは違うことをしないと目立てないな、と思ったんです。それで考えていたら「あ、セクシー女優もアリだな」と。思い付いた次の日には、面接に行ったんです。 ――ご家族には、セクシー女優としてデビューすることはお話したんですか? 西元:いえ、していなかったですね。デビュー作の撮影が沖縄だったんですけど、撮影へ行く前日の夜に夕食を家族で食べながら「明日沖縄に行くんだよね」と伝えました。「何しに行くの?」「セクシービデオの撮影に行くんだよね」って。 ――……一応、話したことにはなるんですかね。怒られたり反対されたりしませんでした? 西元:それはなかったです。私が「これをやる」と決めたらもう反対しても聞かないのがわかっているので、ダメとは言わないですね。 ――信頼されている、ということですかね。実際に撮影してみて、どうでした? 西元:「こういうものか、すごいなー」って感じでした。恥ずかしいとか、そういう気持ちはあまりなかったです。

現在は「現役セクシー女優のアイドル」として活動中

――西元さんは、セクシー女優としての所属とアイドルとしての所属で、事務所が分かれていますよね。これは西元さんの中で、セクシー女優とアイドルを分けて活動したい、と考えているためですか? 西元:いえ、私としては全然そのふたつを分けて考えてはいません。そもそも今アイドルとして所属している「JUGS MAFIA(ジャグズマフィア)」は、かなり個性的なメンバーがそろっていまして。私はそのなかで「現役セクシー女優のアイドル」として活動しているので、全然分けていないんですよ。 ――「アイドルのなかにセクシー女優がいる」という状況は、ファンからどんな反応があるんでしょうか。好意的な声ばかりではないかと思いますが。 西元:ファンから、というより、業界的に偏見が強かったですね。私、今まで4つのアイドルグループに所属したんですけど、2番目と3番目のグループでは「セクシー女優であることは隠す」「お客さんに話を振られても知らん顔をする」て条件で活動していたんです。  だから「西元めいさ」も名乗れずに、別名義でアイドルしてたんですよね。今のグループは自由なので、すごくやりやすい環境です。
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母親のことをSNSにアップしたときには批判的な意見も
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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