更新日:2024年11月10日 16:34
エンタメ

元セクシー女優が「業界のヤラセ事情」を暴露。“素人女子大生”に変身して出演したことも――仰天ニュース傑作選

女優時代は“さまざまな素人”に変身した

たかなし亜妖さん 私も現役時代はナンパされ、街頭インタビューだモニターだと巧妙な話術に騙される女子大生やOLに変身したものだ。ただ、ガチ素人さんを起用していた時代もあったらしい。業界がまだイケイケな頃は“何でもアリ状態”だったため、制作サイドは本気のリアルナンパに挑んでいたということ。  今考えると恐ろしい話だが、ユーザーはリアルっぽさと過激さを求めているので、かつてのやり方に戻してほしいと嘆く層も多い。もちろん叶わぬ願いだが「ヤラセ」が納得いかないと感じるタイプなら、そう所望するのはしょうがないのかもしれない。

作品はファンタジー、夢の国に黒い感情は不要だ!

「ヤラセ」という言い方は良くない印象が強く、大抵は悪口に使われるフレーズだ。しかしよく考えてみてほしい。セクシー業界も、テレビも、エンタメは画面の向こう側に存在する夢の国。某テーマパークに行くときも頭をクリアにして楽しむだろう。それと同じで、夢の世界を存分に味わうのに黒い感情は要らないのだ。(テーマパークと一緒にするなと激しく怒られそうだが……)  今後は「ヤラセ」ではなく「みんなを楽しませるための演出」と捉えるのはいかがだろう。視点を変えることでいくらでも見え方が変わる。斜に構えていると面白いはずのものも一気につまらなくなるため、一度考えをフラットにしてみると受け入れキャパが広がるかもしれない。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
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