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4歳の長男を育てる60歳父。定年を迎え、再雇用で給料は12万円減でも「高齢パパだからできること」

子育ての楽しさを伝えられるのは高齢パパだけ

その“楽しさ”を世に広められるのは高齢パパだけだと中本氏は言う。 「多様化の名の下、『子どもができた』ことを大っぴらにしにくくなっているじゃないですか。SNS上で出産報告すれば、『不妊治療を続けている人の気持ちを考えろ』『子どもをつくらないという選択をした家庭を否定しているのか』といった批判を浴びたりもする。その批判が間違っているとは思いませんが、子育てしにくい環境を加速させているのは間違いありません。子育てに行き詰まっても、相談しにくくなるので。 でも、“3ない”の高齢パパは、『ハンデを背負った子育てだから、暖かく見守ってやろう』と思われているのか、ほとんど批判されない。実際、私の子育てコラムには多数の応援コメントが寄せられています。裏返せば、高齢パパだからこそ、子育ての楽しさを広められると思うんです。 この楽しさの発信は少子化対策にも役立つ。なぜなら、子育ての難しさばかり強調される傾向にあるからです。私の妻は45歳で出産してから、『こんなに楽しいことを、なんで誰も教えてくれなかったんだろう?』としきりに言ってます。知れば、子どもをつくりたいと思う人は増えるはず。そう思って発信し続けています」 高齢パパが日本を救う……かもしれない! 急増![高齢パパ]の現実【『夕刊フジ』前編集長 中本裕己氏】 1963年生まれ。産経新聞社入社後、夕刊フジ一筋。芸能デスクなどを経て編集長を経験。2023年定年を迎えたが、同紙の編集を続ける 急増![高齢パパ]の現実取材・文/週刊SPA!編集部
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