“愛車遍歴が自慢の88歳男性”が輸入車ディーラーで起こした事件。「少しフカしていいか?」次の瞬間“まさかの展開”に…
相変わらず飛び込んでくる高齢者の運転による事故報道。平均寿命の伸びにより、まだまだ現役だと考えている高齢者ドライバーが増えていることも一因ではないでしょうか。
今回、とある輸入車ディーラーで起きたガラス突き破り事故について取材しました。
都内の輸入車ディーラーに勤める中村さん(仮名・35歳)のショールームには、毎週のように足を運ぶ加藤さん(仮名・88歳)という高齢の男性客がいます。
「加藤さんは、地元の元代議士で、地域にも顔が広く、ウチのディーラーが開業した50年前からのお得意さんなんです。とにかく車が大好きで、今まで10台以上の輸入車を当社から購入されています」
加藤さんの家業は地元の不動産屋で、地元でも有名な資産家だそうです。趣味は車で、気に入った車種が発売されるたびに買い換えるほどの車好きで、自宅には4台ものシャッター付き車庫が完備されているそうです。
加藤さんが最初に購入した輸入車はジャガーのXJ。当時の日本ではまだまだ希少な存在だったそうです。その後も、シトロエンのCXや、アルファロメオのジュリエッタなど、ヨーロッパ車を特に好んでいました。
「あの頃は、私の会社もいろんなメーカーの車種を直接輸入していました。なかでも、加藤さんが最初に指名したジャガーXJは、初代の社長が直接イギリスまで出向いて輸入の交渉をしたそうなので、私なんかよりこの会社と深い繋がりがあるんですよ」
さすがに88歳ともなれば新車の購入はしないそうですが、それでも数年前までは富士スピードウェイまで中村さんが付き添い、一緒に走ったそうです。

※画像はイメージです。以下同
毎週来店する高齢者の正体
愛車遍歴が半端ない資産家
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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