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自民党と国民民主党は、“近代軍”としての参政党を見習ってはどうか/倉山満の政局速報

予測不可能な結果に終わった先の参院選。その背景には、既存政党の構造的問題と、新たな潮流の台頭があった。カルト的とまで言われる参政党が持つ“近代軍”としての強さの秘密とは何か。憲政史研究家・倉山満氏が分析する今後の日本政治を読み解く鍵とはーー(以下、倉山満氏による寄稿)。 【前編】⇒https://nikkan-spa.jp/2107959
参政党 参院選2025

画像は「参政党 第27回参議院選挙特設サイト」より

情勢調査があてにならなかった参院選

選挙前の数字だと、自公は負けようが無かった。しかし、負けた。 昨年の衆議院選挙以来やってみなければわからない選挙、投票にいく意味のある政治となった。 ちなみに、各種情勢調査が、これ以上あてにならなかった選挙を知らない。 前日まで絶対当確だった候補が落選、あるいは逆も多々あった。自民党の鈴木宗男参議院議員など午前に引退会見したが午後に当確が出たほどだった。 また、全国の多くの選挙区で1%差の競り合いが多くあった。 要するに、自分で考えて投票する有権者が増えた。

参政党は新興宗教の如き組織力

ところで参政党の組織論、最初に教えたのが何を隠そう私なのだ。 2012年正月に、神谷宗幣にした話を紹介する。 もし政党を作るなら、近代政党でなければならない。近代政党の定義は、綱領・全国組織・議員の三要素からなる政党。明確な綱領があり、シンクタンクが何をするかを練り上げ、組織的に全国に降ろしていく。綱領に従った党員が全国組織を作り、議員を当選させる。公明党と共産党は、この意味での近代政党なので強い。 それに対して、自民党や平成の政治改革以降にできた多くの新党は、議員に個人後援会と団体がくっついてきて、政策などは最後に貨車で来る。前近代的な組織だ。 神谷代表、「公明党は創価学会が支配している。あれをやるんです」と街頭で演説していたが、本当にこの通りやっている。確かに、参政党は新興宗教の如き組織力だ。
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近代軍である公明党や共産党がなぜ自民党を上回らないのか
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皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

噓だらけの日本近世史 噓だらけの日本近世史

通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。


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