「強い円」を掲げた速水総裁時代へ回帰か。日銀総裁人事、嵐の予感/倉山満の政局速報
―[倉山満の政局速報]―
政府は2月10日、日銀総裁として4月8日で任期満了となる黒田東彦氏の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する方針を固めた。次期日銀総裁人事については、雨宮正佳副総裁に就任を打診したとの一部報道に対し、岸田文雄首相が「観測気球」と述べたばかり。驚きの声も少なくない。今回の日銀人事に対し、「嵐の予感がする」と語るのは、日銀人事の重要性について発信を続ける憲政史研究家の倉山満氏だ(以下、倉山満氏による寄稿)。

日銀人事は日本のすべて
円高誘導政策を推進した、速水総裁の時代に戻そうとの意志
皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売
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