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自宅の風呂場で「赤ちゃんが生まれた」ことも…歌舞伎町で生き抜いた女性の壮絶半生。家出、闇金、1000万円の借金まで

―[ホス狂いあおい]―
歌舞伎町で知らない人はいないと言っても過言ではない「ホス狂いあおい」ちゃん。ホス狂いを自認し、ホストを紹介するYouTubeやTikTokが大バズり。いつもニコニコしている彼女からは想像もつかないが……。
ホス狂いあおい

ホス狂いあおいちゃん

「なんで私だけがこんな生活をしているんだろう? って疑問に思っていました」 物心ついた頃には両親が離婚、暴力、ネグレクト、家出など、その半生は壮絶なものだった……!(記事は全2回の2回目) 【前回記事】⇒歌舞伎町有名人の壮絶すぎる幼少期。両親が離婚、「まるで“ゴミ屋敷”で育てられて」

「俺のところに来い」“東京在住の23歳の男”を頼って家出

あおいちゃんが17歳の頃、幼少期から人生に悩み続ける彼女にとって、唯一の救いはインターネットだった。自身の吐露した悩みを真剣に聞いてくれていた“東京都在住の23歳の男性”に想いを寄せて、大掛かりな家出を決行した。 「彼が『東京に出てきなよ!俺のところに来たらいい』と言ってくれたので、全てを捨ててボストンバッグひとつで夜行バスに乗り込みました」 当時はまだガラケーで、居場所を特定されないために「電池パックを抜いた」というから用意周到だ。 「連れ戻されないために、かなり注意していました。横浜に着いて彼に連絡したら『え、本当にきたの?』って言われてしまって……」 彼は23歳ではなく、なんと、まだ高校生だった。当然、実家で暮らす彼を頼れるわけがない。頼る人も行くあてもないあおいちゃんは、“神待ち掲示板”を使って、家に泊めてくれる男性を探した。

神待ち掲示板で出会った男性と同棲、「結婚する」と宣言したが…

ホス狂いあおい「そこで出会った人と結婚直前までいきました。26歳でバツイチ、一軒家で車もあって。少し変わっている人だったけど、ご飯を作って掃除をしていれば喜んでくれたし、自由にバイトもできて、精神的にも金銭的にも安定していました」 疎遠だった実母にも「結婚する」と伝えていたほど。しかし、あおいちゃんにとって気掛かりだったのが、家の中には絶対開けてはいけない“開かずの間”があることだった。 「その1室が気になりつつも、入ったりはしませんでした。それが、ある時、すごく大きな荷物が届いて、どうしても気になって、彼が仕事中、入っちゃったんです。そしたら……。等身大のアニメキャラの人形がたくさんありました。 彼は政治的な思想があったり、前から少し変わっているとは思っていたんですが、理解できないところがどんどん出てきました」 その後、犬を飼うことを提案され「ペットを飼う=家に縛り付けられるのかも」と恐怖を感じた彼女は、実母を頼ることにした。
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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