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銀座No.1ホステスが暴露する「20万円のシャンパンを“お得に思わせる”」心理術。あざといけれど「自分は良い子のまま」

3万円の予算でコートを買いにいくと、ショーウィンドウに10万円のコートが展示されていた。 「あれ?予算足りるかな…」 ドキドキしながら店に入ると、6万円のコートがあったので、ほっとして試着してしまった。冷静に考えたら、当初の予算の2倍もするのに…。 こんな経験はありませんか? 実はこれ、店側の“仕掛け”にまんまとハマっているかもしれません。 今回は、昼は経済レポーター・営業職として上場企業の社長たちと、夜は銀座ホステスとして多くのお客様と接してきた私が現場で学んだ「買わせるための仕掛け」と、意外な応用方法についてお話しします。

山崎みほ

知らないうちにハマっている“お得感”の罠

人は、最初に高い値段を見せられると、それが基準点になって、その後に見た値段を安く感じてしまうーーこれは行動経済学の「アンカリング効果」という心理です。 アンカリング効果は、冒頭のコートの例のように、店頭でとてもよく使われています。 高い商品を用意して他を安く見せる。値下げ品には値下げ前の定価も表示しておくーー様々な形で、お得感をあおって物を買わせる罠が仕掛けられています。

20万円のシャンパンが安く見えるテクニック

夜の世界でも、アンカリング効果は売上を上げるテクニックとして使えます。 たとえば、お客様にシャンパンを入れていただく場面。 20万円のシャンパンを入れていただきたければ、最初に30万円のシャンパンを振ってみるのです。
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高いシャンパンを勧めるときの注意点
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経済レポーター。証券外務員一種/行動心理士。 株式投資情報のレポーターとして、上場企業の取材記事や経済ニュースを執筆。Yahoo!ファイナンス、YouTube等メディアでは上場企業社長のインタビューも行う。また、銀座の高級クラブでホステスとしても勤務、心理学と行動経済学の知識を基にNo.1を獲得。経済レポーターの深い洞察力と人気ホステスとして培った対人関係術を融合し、夜の世界では1日40組、昼間の営業職では成約率90%の成績を上げるなど、昼夜問わず結果を出すスタイルを築いている。Xアカウント:@mihoy001
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