更新日:2026年08月01日 10:13
エンタメ

CANDY TUNEがTIF2026で見せた“熱狂と一体感”

―[TIF2026]―
昨年末の『第76回NHK紅白歌合戦』で紅白初出場を果たし、2026年6月5日〜6日には日本武道館2daysを達成。そんなKAWAII LAB.のアイドルグループ・CANDY TUNEが、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2026)の初日に登場。話題を提供しつづける彼女たちのステージを見逃すまいと、昼下がりのHOT STAGEにアイドルファンが詰めかけた。 CANDY TUNE アナウンスでCANDY TUNEの名前が呼ばれ「うおおおおお!!!」という歓声が上がると、その歓声に包まれるようにして「黒×メンバーカラー」をあしらった衣装のメンバーがステージに登場、「ナナイロプロローグ」を披露した。1曲目から飛び跳ねたり、「そいや!そいや!」というコールが響いたりと、フロアは盛り上がりを見せた。「プロローグ〜」という歌詞のあとに続く間奏ではMIXが巻き起こる。間奏あけには宮野静がセンターに立ってソロを披露し、歌唱力の高さを見せつけると、それに応えるかのようにファンのジャンプもひときわ高さを増した。 続いて「hanamaru」のBGMがかかると、また「うおおおー!!」という歓声が。手を大きく振ったり拳を上げたりと、振りコピで盛り上がる。そして間奏になるとまたコールが入ってと、とにかくコールが続く。「花丸つけてあげよう」の歌詞にシンクロするように花丸を指で描く振り付けや、それを観客にわたすような振りが印象的なこの曲だが、ファンたちとの一体感が強く、さまざまなアイドルファンが詰め掛けるこのHOT STAGEでも、その一体感はまったく失われなかった。 3曲目にはTIFでも定番となっている「キス・ミー・パティシエ」を披露。さっそく前奏からMIXが入り、「はい、せーの!」という声をきっかけにファンたちの声もさらに拡大する。飛び跳ねるファンの人数の増加に呼応するかのように、彼女たちのダンスパフォーマンスもいっそうシンクロして揃って見えた。何度も踊ってきたであろう定番曲ゆえの洗練されたパフォーマンスだ。 いったんMCに入り福山梨乃が「暑さに負けずにまだまだ熱くなれますかー?」と煽ると、続けて村川緋杏が「タオル持ってきた人ー」と会場に問いかけ、メンバーもタオルを手に持ったまま「WAO!アオハル」を披露する。この二人に桐原美月も加わってカメラの前でじゃれる様子を見せるなど遊び心も忘れない。 CANDY TUNE 途中、「奥のほうもー」とすかさず声をかけて会場全体を盛り上げる。落ちサビでは宮野静から南なつへ。楽しげな曲のなかに「聞かせるパート」も随所にあるのがCANDY TUNEの強みだ。タオルを持ち出してから会場を照らす日差しが一段と強くなってきた。そして暑さはさらに増していった。 CANDY TUNE 続けて「みんなで一緒にN走りしようねー」と呼びかけながら「スペシャル感謝祭」を披露したCANDY TUNE。「N走り」とは、SNSでもメンバーたちが投稿して話題となっている、手を「N」の文字に曲げながら走る、ちょっとコミカルな走り方だ。そんなコミカルな走り方も織り交ぜながら、軽快なサウンドにあわせて、彼女たちらしいノリノリのダンスが見られる一曲となっている。 「きゃんちゅー」と「さんきゅー」を重ねる歌詞もまた心地よく、「音」を楽しみたくなるライブになっている。「きゃんちゅー行くよ!」という掛け声がメンバーからかかるたびにフロアが湧き、一体感はどんどん高まっていった。CANDY TUNEが「盛り上げ上手」なライブ巧者というのが肌で伝わってくるようだった。 一人ひとりのソロパートを立花琴未がいったん締めると、中央に集まってまたテンポ感の異なるダンスを披露し、ダンスレベルの高さを見せつける。ダンスレベルが高い人たちによるコミカルダンス、それがCANDY TUNEだと改めて感じるシーンでもあり、だからこそ「感謝」という言葉や「ポジティブソング」がものすごく似合うのかもしれない。 続いての曲は、メンバーの立ち位置を見ただけでファンから歓声が上がった。それもそのはず、大バズり曲の「倍倍FIGHT!」だ。何度も耳にした村川緋杏のセリフから始まると、「まだまだー」と福山梨乃が煽る。当初耳にしたときは、軽快で面白い曲だったはずなのに、今年のTIFで見た「倍倍FIGHT!」は力強さとエモさを感じる一曲になっていた。これが「ライブで成長する曲」ということだろうか。 しかし、これだけで終わらない。いったんMCを挟み、南なつが「TIFってそんなもんですかー!」とファンに向かって叫ぶと、フロアの熱気はさらに上昇。最後に「備えあれば無問題」を披露した。リズムが次々に変化し、思わず体を揺らして踊りたくなるような一曲で、メンバーたちが自由に踊る場面も見られる。どんな会場でもダンスフロアに変えられる、それがCANDY TUNEの魅力なのかもしれない。 「モウマンタイー」という歌声が繰り返されるパートでは、会場に詰め寄せたファンの全員が手を挙げているのではないかと思うほど、「挙手」する手で埋め尽くされていていた。最後まで重低音が響くなか、ダンスも歌もできるアイドルということを見せつけ、彼女たちはステージを後にした。
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東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber

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