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「盛れ!ミ・アモーレ」で大バズり中のJuice=Juice、TIF2026で実力を証明

―[TIF2026]―
SNSでの動画総再生回数が7億回再生を超え大バズり中の『盛れ!ミ・アモーレ』でひときわ大きな注目を集めるハロー!プロジェクトのアイドルグループ・Juice=Juiceが、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2026)の初日に登場。トップバッターを務めた後輩グループ・OCHA NORMAからバトンを受け取る形で続けてHOT STAGEに立つと、お台場中に「盛れミ」コールを響きわたらせ、その実力をいかんなく発揮した。 Juice=Juice 今年のJuice=Juiceのステージは明らかに違った。ふだんは「ハロプロ圏外」にいるアイドルファンたちにとっても、話題の「バズりグループ」を見られる貴重な機会となり、HOT STAGEに大勢の人が集結。その期待値の高さを窺わせた。開演2分前から自然と「Juice=Juice」の名を呼ぶコールが巻き起こる。例年に比べると、まだ強い日差しは出ていないが、前方後方関係なくコールする声が連鎖していくと、会場は次第に熱を帯びていった。 ようやくアナウンスの声が会場に響くと拍手が広がり、その拍手を背に、有澤一華を先頭にしたJuice=Juiceがステージに登場した。きらびやかなゴールドの衣装にメンバーカラーのシュシュをつけて登場した彼女たちの姿は、すでに風格が漂っており、これから始まるステージの期待値をさらに上げてくれた。 最初に披露したのは6月24日にリリースされた最新EP『MORE! MORE! EP』にも収録された新曲「結論から言ってちょうだい」だ。工藤由愛の目の覚めるような掛け声から始まると、有澤一華や江端妃咲など、「歌唱力のJuice=Juice」の名をさっそく知らしめるかのように、TIF最大規模となるHOT STAGEの後方までしっかりとその歌声を響かせていた。 Juice=Juice 中盤、段原瑠々と井上玲音が二人で歌声を披露するシーンでは、ギアが一段上がったかのように雰囲気が変わり、パフォーマンスがさらに加速しはじめた。「歌唱力のJuice=Juice」のなかでも彼女たちの歌声は「違い」を作り出す力があることを1曲目から会場のアイドルファンたちに見せつけていた。間奏ではファンからの手拍子が鳴り響くシーンも見られながら、最後にはビシッと締めて1曲目は終了。続いて林仁愛がセンターポジションに立つと、そのままライブ定番曲でもある「イジワルしないで 抱きしめてよ」を披露した。 「おい!おい!おい!」とコールしながら当たり前のように振りコピをするファンたち。入江里咲の歌唱場面ではひときわ大きな「りさち」コールが沸き起こるなど、ますます熱気を帯びていく。江端妃咲はすでに歌唱面でもグループを支える一人になっているが、この1年で「声の表情」がぐっとついた印象だ。この曲でも少女らしさを感じさせるような場面もあれば、女性らしさを感じさせドキッとさせるような場面も見せた。負けじと川嶋美楓も「お願い」というフレーズを感情いっぱいに込めて歌ってみせ、その吸引力にファンの視線が集まっていた。 クールにかっこよく踊る井上玲音とは対照的に、江端妃咲は楽しいのを抑えきれないといった様子でメンバー内でもダンスの大きさが目立っていた。Juice=Juiceで「全力ダンス」といえば工藤由愛の名が上がるところだが、終始楽しそうにしている姿が印象的だった。 歌い終わるといったんMCに入り、簡単な自己紹介を行ったメンバーたち。段原瑠々が「全員楽しむ準備はできてますか〜」と呼びかけてファンもそれに答えると、次の楽曲が広瀬香美プロデュースによる最新曲だと紹介して、そのまま「クラクラ☆クライマックス」を披露した。広瀬香美楽曲らしいテンポ感のある一曲で、サビではファンたちがメンバーと一緒に手を高く上げて体を揺らしたり、飛び跳ねたりして盛り上がりを見せていた。途中、林仁愛がささやくような柔らかい声で観客を魅了する場面などもあり、まだ加入して約1年の現役中学生ながら、すでにグループに馴染み、個性を発揮しているのが感じられた。 続けて「禁断少女」「Never Never Surrender」と、再びライブ定番曲を披露する。高音パートを担当する工藤由愛の歌声や松永里愛の力強い歌声がさらに存在感を増していることが、ライブ定番曲だからこそ感じられるパートになっていた。もう一度MCに入ると、Jucie=Juiceの煽り担当・石山咲良が「まだまだ始まったばっかり! もっと声出せますかー?」「ここHOT STAGEですよ! もっと熱く盛り上がれますかー!」と煽り散らかす。しっかりフロアを「加熱」すると、そのまま「CHOICE & CHANCE」を披露した。 いよいよ最後の一曲となり、ファンたちの期待も高まるなか、段原瑠々が「ラストナンバー出し切れー!」と声をかけると、会場の雰囲気が一変。すかさずラテン調のパーカッションの音が流れると工藤由愛と有澤一華がエンジンをかけるかのように「盛れ! ミ・アモーレ〜」と歌うと、大バズり曲「盛れ!ミ・アモーレ」が始まった。これまでも十分に盛り上がっていたJuice=JuiceのHOT STAGEだが、それが前座だったのかと錯覚するほどの熱気と盛り上がりを見せていく。 「盛れ!ミ・アモーレ」は2025年10月8日に発売された楽曲だが、その反響ぶりから異例の「リリースイベントの追加」が決定し、2026年2月22日には千葉・イオンモール幕張新都心で、3月29日には神戸ハーバーランドで超満員のなかで行われた。「盛れミ」でJuice=Juiceを知りファンになった人のことを「盛れミ新規」と呼ぶ言葉も誕生し、他界隈のアイドルグループとの文化の違いがたびたび話題になるなど、これまでにない大きな変化をもたらした。SNSの活用やMVのサムネ画像なども変化が見られるなど、その影響力は大きい。 そんな「大旋風」を巻き起こしたこの1年で、とくに進化著しいと感じるのは遠藤彩加里だろう。直近の「半年」であれば川嶋美楓のパフォーマンスの安定感も凄まじい。たとえば、ソロ歌唱の場面では、儚さや瑞々さのようなものが感じられるとともに、彼女独特の「芯の強さ」も感じられ、彼女の表現するJuice=Juiceの世界観が浮き出て見えるようになった。 ただ、昨年のTIFとの比較でいえば、その違いに驚かされるのはやはり遠藤彩加里だ。元々手足の長いしなやかなダンスが特徴的なメンバーだったが、それに加えて、精神年齢の高さに実年齢が追いついてきたと思えるほど、多彩な表情をするようになり、またステージ上で堂々としたパフォーマンスを見せるようになった。 ラストナンバーはあっという間に終盤に差し掛かり、いちばんの盛り上がりに差し掛かる。リリース直後はファンたちの凄まじいコールに歌声が聞こえないほどの事態になることもあったが、さすがJuice=Juiceというべきか、そんなファンたちのコールをさらに圧倒するような歌声をお台場の地に響かせてくれた。 260731_Juice=Juice 名残惜しさを見せるファンたちを前に、さっとステージを後にする彼女たち。最後までかっこいい姿を見せ、「盛れミ旋風」の夏に幕を閉じた。
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東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber

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