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解散発表の超とき宣。最後のTIFで感謝のトリを飾る

―[TIF2026]―
2027年春頃での解散を電撃発表した超ときめき♡宣伝部が、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2026)の初日に登場。HOT STAGEでのトリという大役を2年連続で務め上げた。 日中の暑さがまだ残りつつも、夜が訪れたことを感じさせる暗がりのなか、最後のアイドルグループがアナウンスされると、まず会場の全観客が左右の大型モニターに目を奪われた。通常ならば出演グループの公式写真が映し出されるのみのはずのそのモニターに、メンバーの写真が1人ずつ映し出されたからだ。その演出に、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。 超ときめき♡宣伝部 ひと呼吸おいて坂井仁香を先頭に、夜の野外ステージでもしっかり映えるメンバーカラーの衣装を身にまとったメンバーたちが入場。「盛り上がっていきましょう!」という掛け声とともに1曲目に「ぴょんぴょん」を披露した。 メンバーコールが湧き起こるとともに、「飛び出せ青春!」という歌詞にあわせてファンも「飛び出せ青春!」とコールするなど、その声の出し加減からしても、1曲目からまったく出し惜しみがない。ファンが手を空に掲げるシーンがあったり、メンバーからの「いっくよー!」という声に合わせてジャンプしたりと、すでに一体感が生まれていた。曲の終盤、小泉遥香が「大切な時間がずっと ずっと続きますように」と歌い上げるシーンは、いきなり胸に響くものがあった。 続いて2026年9月30日発売のニューシングル「大盛りハッピー」を披露。ファンに呼びかけるような歌詞が盛り込まれた一曲だが、それがただのセリフではなく「歌」としてちゃんとセリフが歌い上げられており、曲全体としてまったくブレないところに、これまで培ってきた彼女たちの実力と経験を感じる。 超ときめき♡宣伝部 続けて披露したのは代表曲の1つとも言える「最上級にかわいいの!」。菅田愛貴のかわいさあふれるソロから始まる一曲だ。アイドル界でも代表的な曲として認知された楽曲であれば、本来はもっと盛り上がってもよさそうなものだが、劇的に変化するような盛り上がりはまだ見せない。というのも、ファンたちは、このあとにも「代表曲」クラスの楽曲が控えているであろうことをわかっているからだ。 「通常通り」の激しいMIXが間奏で巻き起こると、ソロパートを歌うメンバーに合わせて「かわいい!」というコールとメンバーコールとが交互に続いていく。ステージ上での動きや振付が意外と多い楽曲だが、それでも彼女たちの歌がブレることはない。「かわいい」コールが響くたびに、ここはなんと平和な空間なんだろうと感じさせた。アイドルファンじゃなくても聴きたくなる魅力があり、現場に来たくなる魅力がある。「バズったからすごい」のではなく、「すごいからバズった」と思わせるグループだ。 MCに入ると、辻野かなみから順にキャッチコピーのひと言を添えながら自己紹介を行う。続けて坂井仁香から、「私たちはこれが最後のTOKYO IDOL FESTIVALになるということで、全力でパフォーマンスをみなさんに届けさせていただきたいと思います」と伝えられると、ファンから「えー!」という声が会場に漏れた。そのまま「盛り上がってくれますかー?」と投げかけたあと、次の曲「超最強」のタイトルコールがなされると、ファンたちはたまらず「うおおおおーーー!」と歓声を上げて応えた。 この曲もまた「かわいい」という単語が連呼される「かわいい楽曲」なのだが、ふだんは丁寧に歌い上げる吉川ひよりの歌声がよりかわいくなり、彼女の持つ可愛さが際立って感じられる。一方、坂井仁香のはつらつとした歌声は、会場の夜の暗さを明るく照らすように感じられた。サビではメンバーの「超かわいいって言って」という呼びかけに対して一人ひとりにファンたちが「超かわいい!」「●●(メンバーの名前)かわいい!」と定番のコールで応えた。 次に「初恋サイクリング」のBGMがかかると、その瞬間に条件反射で会場のファンはジャンプ。会場はさらに熱気を帯びはじめ、より大きな盛り上がりを見せはじめた。「初恋サイクリング〜」と歌うサビでは、最後のステージを見に来たアイドルファンたちが一緒になって肩に手を乗せあい「サイクリング」の振りコピをする。会場の最後方ブロックにいるファンまで一斉にその振りコピを楽しんだ。そして辻野かなみの「大好きだよ」というセリフには、これまでにない大歓声が巻き起こった。 続けて披露したのは「トゥモロー最強説‼︎」。会場からは「やったー」という歓声が上がり、当然のように勢いはカケラも落ちることがない。この曲では、メンバーのコールに対して「超ときせん!」とファンたちのレスポンスが起こる。1曲目からずっとコール&レスポンスが立て続けに起こっているという、そんな紛れもない「超最強セトリ」が組まれていることをひたすら実感する瞬間だった。最後は「さーいきょう!」のひと言に合わせて、とき宣らしい決めポーズで締めくくった。 そしてついにラストナンバー「世界でいちばんアイドル」へ。坂井仁香が前奏のあいだに、今年もTIFのトリを務めたことへの感謝と、デビューから約11年の活動を総括して「最大限の感謝と愛を込めて歌います」と語って歌いはじめた。 超ときめき♡宣伝部 これにはファンも黙ってはいられない。ファンのコールは爆発的に大きくなり、まるでそれまでの感謝の気持ちをメンバーに伝えるかのようだった。そんな熱が、声にこもっていた。終盤、「本当に大好きだよー!」と吉川ひよりが叫ぶと、会場からは言葉にならない「うおー!!!」という叫びが響く。そして「きみのハートにロックオン!」と最後の歌詞を歌い上げ、中央に集まりラストナンバーを終えた超ときめき♡宣伝部。そのまま5人で横一列に並び、深々とおじぎをした。客席からは「ありがとうー!」の大合唱が起こり、メンバーがステージを後にするまでみんな手を振って帰らない。 帰り際のファンたちをよくよく見ると後方を埋め尽くしていたのは、別のアイドルグループのTシャツを着たファンたちだった。それでも一糸乱れぬコールが起こり、前方からも後方からも振りコピをする人がいたりと、盛り上がりを見せていた。それだけフェスをはじめ、さまざまな現場でアイドルファンに愛されてきたのだろう。 超ときめき♡宣伝部 TIF初日のラストを締めくくるとともに、TIFでのラストステージを終えた。
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大盛り上がりのラストステージ
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東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber

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