恋愛・結婚

周辺の悪知恵、甘い誘惑に感化される嫁たち

【症例3】不良交際型
周辺の悪知恵、甘い誘惑に感化される嫁たち

「息子を公園デビューさせた頃から、嫁の髪が茶色くなり始めた」(29歳・結婚歴4年)、「近所のテニスサークルに入ってから、急に服装が派手になった」(32歳・結婚歴3年)。”朱に交われば赤くなる”という言葉が示すとおり、人は付き合う人間によって時に豹変してしまう生き物だ。では、腐ったリンゴとかかわるとどうなるか。赤くなるどころか、どこまでも腐敗していくようだ。

腐ったリンゴと再会し元ヤン気質にスイッチ

101026_monster_04.jpg
「『テメェ、埋めるぞ』。昨晩、脱ぎっぱなしの靴下を見て、妻がボクのことをこう罵りました。半年前まではこんな暴言を吐く女性ではなかったと記憶しています。ハァ……」

 肩を落としながら妻からの理不尽な言動に嘆くのは島村佑司さん(仮名・28歳)だ。彼女の母親が倒れたのを機に嫁の地元(栃木県宇都宮市)に戻ったのは、今年2月のこと。それは、狭苦しい都内ではなく、のんびりとした地方都市で息子(3歳)を育てたいという夫婦の了解があったうえでの決断でもあった。しかし、島村さんが当初思い描いていた”明るい家族計画”は、引っ越しと同時に打ち砕かれたという。

「なんとなくは聞いていましたが、妻が筋金入りの元ヤンだったことには驚きました。奥さま会と称して連れてくる仲間たちは皆、品がゼロ。茶髪は当たり前、聞こえてくる話の内容も『三中出身の誠先輩が捕まったらしいよ』とか、低俗の極み。そして何よりも厄介なのが、その仲間たちが妻のヤンキー魂に火をつけるわけです。オラオラ系の言葉遣いなんて序の口。息子を茶髪にして『チャンプロード』(註:不良の愛読誌)に投稿しようとしたり、旧車會の集まりに連れていこうとしたり。ひとり息子の将来を考えると、もう一度、都内に引っ越すことも視野に入れざるを得ません……」
 
 母親の容態もこの状況に合わせるように悪化の一途。負の連鎖はまだ始まったばかりだ。

イラスト/テラムラリョウ
― 嫁がモンスター化するメカニズム【4】 ―




おすすめ記事