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「これが南米美女の全裸か。美しい。美しすぎる!」――46歳のバツイチおじさんは羨ましすぎる体験をした【第35話】

46歳のバツイチおじさんによるノンフィクション巨編「世界一周花嫁探しの旅」、今回の滞在地も7か国目インドです。前回、チリ人美女ガルシアとムーディーなデートをするも、またもやタコダンスの使い手が現れ、恋の行く手を阻まれそうになったバツイチおじさん。今回、この奇妙すぎる三角関係は、誰も予想だにしない方向へと突き進みます。恋するバツイチおじさんのズンドコ珍道中、南インドで繰り広げられた「ガルシア恋物語」編はいったいどんなエピローグを迎えるのか!? 「この子を連れて帰るなら、俺たち全員分のお金をお前が払えよ」――46歳のバツイチおじさんはアラブの荒くれ者に難癖をつけられた英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅」【第35話 ブルームーンの奇跡】 南インドで最も美しいと噂されるバルカラビーチの夜。ダンスパーティーで出会ったチリ人美女ガルシアといい雰囲気になったが、アメリカ人の長身長髪ヒッピー野郎が現れ、謎のタコダンスを披露。俺は、ジャッキーチェンのカンフーをアレンジした「蛇拳ダンス」でなんとか応戦することに。第1ラウンドではなんとか競り勝つも、第2ラウンドは判定負け。 そして、ガルシアにとってインド最後の夜。いい雰囲気をぶち壊すかのように、タコ野郎がどこからともなくまた現れ、俺に挑発的なタコダンスを繰り出してきた――。タコ vs 蛇 vs ラテン美女。B級映画のような三つ巴対決もいよいよ第3ラウンド、いま運命のゴングが鳴らされた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1279828

南インドで一番美しいバルカラビーチ。恋の女神は誰に微笑むのか?

カーン![ゴング音] 「またか! 糞タコ野郎め!」 俺はそう吐き捨てると、とりあえずヤツを無視することにした。 すると、タコ野郎は激しくタコダンスを踊りながら近づいてきて、俺とガルシアの間に割って入った。 そして、ガルシアに向かってさらに渾身のタコダンスを踊り始めた。 「この展開……。初めてガルシアと出会った時と同じじゃねーかよ」

南米チリ人美女のガルシアとヒッピータコ野郎

ガルシアを見ると、ニコニコと笑っている。 タコ野郎がさらに激しくタコダンスを踊ると、ガルシアはさらに満面の笑みを浮かべた。 やばい、タコ野郎も今日は本気だ! 「やるしこないんだ!」 頭の中に、高校バスケ部監督のあの言葉が浮かんだ。 よし、蛇拳ダンスで対抗するか……。 ガルシアのラストナイトを、こいつに邪魔されてなるものか! 「やるか!」 そう思った瞬間、別の言葉が浮かんできた。 「ねぇ、ごっつ。ガルシアってなんのつもりなの? ごっつよりタコ野郎がいいんだったら、二人で踊ればいいじゃない」 りゅう子だ。俺の本名「後藤隆一郎」の心の中に潜むりゅう子がまたもや現れたのだ。 ちなみに、りゅう子はものスゴくロマンチストだが、ものスゴーく嫉妬深い。

見た目はクリスチーネ剛田ことジャイ子にそっくりなりゅう子(※画像はamazonより)

りゅう子「自分を安く売るのやめな。そこまでする必要ないわ」 俺「いっ、いや、やるしこないんだよ」 りゅう子「だから男は何もわかっちゃないのよ。恋愛と部活は別なのよ」 俺「あきらめたらそこで試合終了なんだよ!」 りゅう子「女心わかってないわね。あきらめなかったら、それはストーカーなの!」 そうか。 「あきらめなかったら、それはストーカー!」 それは俺が離婚届けに判子を押す時、俺の背中を押した一言だった。 りゅう子の声が何度もリフレインし、俺の脳裏を高速で駆け巡る。 次の瞬間、俺は蛇拳ダンスを出すのをやめることにした。 そして、ダンスフロアから去り、一人でポツンと椅子に座った。 りゅう子「ガルシアが本当にあなたのことが好きなら、きっとここに来てくれるはず。ごっつ、待つのよ」 俺は少しいじけつつ、冷たいビールを流し込んだ。そして、ダンスフロアを見た。 二人は向かい合って踊り続けている。しかし、タコ野郎のタコダンスの陰に隠れ、ガルシアの表情がよく見えない。 しばらく観察していると、タコ野郎がガルシアの耳元で何かをしゃべりかけているのに気づいた。 きっと口説いてるに違いない。ガルシアの顔を見た。 「嬉しそうな顔をしてる……」
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俺は完全にドン引きした
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