恋愛・結婚

国がAI婚活を支援。今、「お節介おばちゃん」が見直される理由とは?

◆国がAI婚活をスタート。「紹介」が最も信頼できる?

 政府が2021年度から人工知能(AI)やビッグデータを活用した地方自治体の婚活支援「AI婚活」に乗り出すことが話題となった。すでに埼玉県や愛知県などで導入されているシステムで、年齢や趣味などのプロフィールや、行動履歴などのビッグデータを活用し、利用者を好んでいそうな人を見つけてマッチングするというものだ。 「AI婚活」は成功するのか? マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」編集長の伊藤早紀さんは、「やはり誰かからの紹介が一番信頼でき、昔ながらのお見合いや“お節介おばちゃん”が見直されつつあります」と指摘する。 「マッチングアプリをいざ使い始めると、プロフィール作成、相手探し、メールと面倒な作業が発生するうえ、いざデートできたとしても相手に断られるかもしれないし、逆に実際に会ってみたらあまり気に入らないこともあります。そもそもアプリを使って自分で相手を探す場合、男性は若くてかわいい子を、女性はイケメンでお金持ちばかりを求めてしまいがち。これではマッチングしません。  そういった面倒くささより、人に紹介してもらうほうがマッチング率は上がりますし、お金と時間のコスパもいい。やはり、人によってはマッチングアプリで出会うよりも、自分のことをよく知っている人からの紹介が信頼できるようです」(伊藤さん)
AI婚活

出所:恋愛婚活ナビ(2020年12月15日~16日に婚活中の男女300人にアンケートを実施)

 コロナ禍では「オンラインデート」が普及。さらに最近では「バチェラーデート」「いきなりデート」「OZEN」など、紹介された相手と“会うのが前提”となっているマッチングサービスが増えつつあるという。

◆お見合い文化がない今、“お見合いお姉さん”が仲介

 29歳・OLの夏美さん(仮名)は1年前に、結婚まで考えて同棲していた男性と別れたという。 「それからマッチングアプリを使っていたのですが、実際に相手と2人で会って話してみると盛り上がらなかったんです。それからツイッターで『OZEN』というマッチングアプリを知り、運営の人が見て『この人とこの人が合う』と提案してくれるというのがいいなと思ったんです。お見合い文化がない今、“お膳立て”してもらえるというのは面白いですよね。私は優柔不断なところがあるので、無理やりくっつけてもらったほうが、まずは割り切れるというメリットもありました」 「OZEN」は、双方がOKすれば、いきなり2週間の付き合いからスタートするユニークなサービスを提供。夏美さんは31歳のITエンジニアの男性とマッチングしたという。
AI婚活

運営側の“エンジェル”から紹介されたのは、同じIT業界で働く男性。2度のデートを経て付き合うことになったという

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