人生をこじらせた女の打開策は「性の解放」!?
性に奔放な女子。すなわちヤリマンが市民権を得て久しい。そんな彼女たちは性欲の悪魔に取り憑かれているわけではない。結婚もすれば、仕事の都合で自由にセックスをする環境から離れることもあるのだ。「昔は遊んでいたけど、いまは落ち着いた」と自負する元ヤリマン当人の素顔を覗いてみよう。
【堕胎で脱ヤリマン】
肉便器だった過去を捨てて、パトロン探しに奔走する日々
●吉田明日香さん(仮名) 25歳・雑貨店経営
●体験人数 110人/ヤリマン期間 15~22歳
見るからにユルそうなワンピース姿で現れた明日香さん。ややぽっちゃりだが、女子アナの大橋未歩似で男受けしそうなタイプだ。
「14歳の頃にエヴァンゲリオンにハマって、自意識過剰になり人生をこじらせたんです。で、自分なりに出した結論が性の解放。中学時代は彼氏と死ぬほどセックス、高校時代はフリーセックスとかいって援交やりまくりでした」
サラリと援交の事実を語るが、後悔はないようだ。高校卒業後はイラストレーターを目指して美大に入学し、ゴスロリの世界からSMにハマっていったとか。
「当時は常に3人は奴隷がいて、チンコに針を刺して遊んだり、墨汁ぶちまけながらセックス。アーティスト気取りで……ちょっと痛いですよね。あ~恥ずい(笑)」
割と過去のヤリマン歴は冷静に見ているようだ。また、イラストの作品を売り込むために好きな作家に近づき、股を開くという計算高い一面もあったという。
「作家って変態ばかりなんです。肛門から出たうんこを直接食べさせろとか、掃除機でチンコを吸ってとか。私も奇抜なセックスは作品の一部とかバカなこと考えてたから、乗り気だったけど」
変態セックスに目覚めかけた23歳の頃に妊娠。相手は誰かわからず、結局、堕ろすことになった。
「罪悪感でいっぱいでした……セックスって子供を産むための行為だって初めて気づきました」
さすがにテンションは下がり気味。現在は趣味で小さなフランス雑貨店を経営している。
「実はいまでも年上のパパに出会うとついヤッちゃうんです。お店の経営もイマイチだから、援助してくれないかなって。もちろん、針刺したりはしないですよ(笑)」
アーティスト気取りはなくなったものの、天性の計算高さは抜けず。自分の店を売り出すためのパトロン探しに余念がないようだ。
― 人間ドキュメント[元ヤリマンの現在(いま)]を追跡【5】 ―
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