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裏金を株や「お受験」に突っ込むイマドキのセレブ妻

夫婦とはいえ秘密のひとつやふたつあるものである。「へそくり」だって想定内……と思っている人も多いだろう。が、オンナは無邪気に、そしてしたたかに“現実”に備えている。知らぬは男ばかりなりの、嫁の裏金事情をここに紹介。他人事ではない、かも

【秘密の収入:300万円】

◆“裏金”は自由に使えるお金から、いつしか子供の教育費へ
品川恵里さん(仮名・38歳)

裏金 「結婚後に収入がいくらか聞かれたことはないですし、給与明細が入った封筒を無造作に置いておいても、まったく見ようとしませんね。たぶん年収は200万円程度だと思われてるんじゃないですか。『妻の収入をあてにしていると思われたくない』という男のプライドもあるんだと思います」

 そう話す品川恵里さんの年収は、実は500万円。夫からはカードや通帳も回収し、家計はすべて自身で管理しているため、自由に使える額はかなりデカい。

「旦那は年収1300万円と稼ぎはありますが、趣味の釣りくらいしかお金を使わない。秘密の収入である程度の貯蓄をしつつ、旦那の前では家計を切り詰めている雰囲気で振る舞っていますが、旅行や洋服など、好きなことにはかなりお金を使ってきましたね」

 そして1人目の子供の出産の際には、株で資産運用も始めた。

「目減りし、追加資金を入れて……と繰り返しているうちに、800万円も貯金を切り崩しちゃって。300万円ほど負けたときに旦那に打ち明け、『すぐやめろ』と言われたのを無視して続けていたので、さすがに話せず……。バレたら離婚も覚悟していましたが、2人目の産休の時期に、何とか開始当初の額までリカバリーできました」

◆収入の秘密は守り続け定年まで働く覚悟

 高リスクな資産運用はやめたものの、今度は子供の受験で、夫に秘密の出費がかさんでいく。

「教室や各種のセミナー、受験用のお洋服など、いろんな支出を合わせると、1人の小学校受験で300万円ほどが必要です。旦那には1~2桁は少なく報告していますけど(笑)。今は1000万円の貯金がありますが、子供2人が私立に進むとなると、今後は家計も切り詰めなきゃいけない。私も定年まで働く覚悟はできています」

 そこまで秘密を重ね、自身も苦労を続けるのは、「夫婦の性格の違いが大きいから」だという。

「私は何事も『もっと、もっと』と上を目指すタイプですが、逆に旦那は、何事もムリをしたくないタイプ。一方で『自分の稼ぎだけで家族を養いたい』というプライドもあり、私が外で働いていること自体もイヤなんだと思います。受験の費用も、実際の額を伝えたら『そんなカネがかかるなら公立にしろ!』と言われるだけなので、隠し続けるしかないんですよ」

 わかり合えない部分は秘密で埋めて、自分の欲求を満たす。これも夫婦の形、か。

イラスト/佐藤ワカナ
― 男が知らない[嫁の裏金](驚)事情【8】 ―

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