介護難民が激増すると予想された問題は果たしてどうなるのか?
Part.6 『介護難民の2011年問題』
介護難民が激増すると予想された問題は果たしてどうなるのか?
親の介護に追われる人も多くなるSPA!読者世代にとって、他人事でない2011年問題が、介護難民が激増すると言われた「介護型療養病床の全廃」だ。
’06年、自民・公明の連立政権下で決められた計画では、’11年度末までに介護療養病床を全廃することになっていた。そうなれば、介護型療養施設に入院中の要介護者6万人が追い出され、有料老人ホームに行けない人などが続出。推定45万人が介護難民になるという事態になるところであった。
民主党政権も、この路線を踏襲する方向だったが、昨秋くらいから路線を転換。昨年末に「全廃は延期」を決めた。しかし、延期は延期。まだまだ予断は許さぬ状況なのだ。
― 深刻&爆笑[2011年問題]の真実【6】 ―
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