更新日:2011年12月25日 15:58
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栃木のいちご、とちおとめが栃木のいちごでなくなる!?

Part.3 『とちおとめの2011年問題』 栃木のいちご、とちおとめが栃木のいちごでなくなる!? 現在、国内で生産されるいちごの生産量の約3割を占める”とちおとめ”。この栃木を代表するブランドいちごに、今年11月、大きな危機がやってくる。品種登録の期限が満了となり、今までは栃木県の許諾を得た者でしかできなかったとちおとめの生産が、誰でも可能になるのだ。ブランド価値と販売価格の下落が懸念されるところだが、栃木県ではこの問題をどのように考えているのだろうか。県経営技術課の担当者に話を聞いた。 「特に問題視はしていません。とちおとめは、すでに11県に許諾料と引き換えに生産許可を与えているので、期限満了後に新たに生産者が増えることはないでしょう。許諾料収入も問題視するレベルではないですし、ブランド価値や価格の下落も心配していませんよ」   しかし、一方で’08年には県立いちご研究所を設立、新種開発を進めている。この取り組みについて、前出の担当者は話す。 「とちおとめの登録期限満了はさほど意識していません。しかし、いちご王国栃木として、とちおとめに代わる新しい”栃木のいちご”を開発しなければならないという義務感は強いですね」  とはいえ今年11月以降、とちおとめは”栃木のいちご”ではなくなってしまう。現時点でメドは立っていないようだが、ポストとちおとめの開発は急務のようだ。
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栃木県では「いちご研究所」を設置して、新種開発を行っている。 ぜひともとちおとめを超える、栃木のいちごを開発してもらいたいものだ ― 深刻&爆笑[2011年問題]の真実【3】 ―
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