「また余震だけど大丈夫?」気配りメールでガードの固い女性も落ちる!
東日本大震災という前代未聞の大惨事に、政治が現地での対応力を問われている最中、被災地を離れた場所では恋愛で人間力を問われた人々がいた。ある者は放射能への恐怖で恋人と東京を脱出した。ある者は震災当日からナンパメールを送りまくった。そこに隠された、震災下の恋愛の勝ち負けを決める境界線とは!? 震災後の恋愛観を徹底研究
【不安な女子の心理につけこんだ野郎ども】
不安な女子心理を癒やすには、言葉と気配り、そして真の愛情が必要不可欠だった!? 震災恋愛で勝利の可憐なるテクニックを見よ!
◆メールで「また余震だけど大丈夫?」と気配り。結果、3人ゲットに成功
「不謹慎な話だけど、震災後、女のコのガードが下がったね。2週間で3人ゲット!! ワハハ」と悪びれずに語るのは出版社に勤める栗田賢一さん(仮名・29歳)だ。
震災当日、都内で働く栗田さんも帰宅難民になり、3時間かけて自宅まで歩いて帰った。だが、ほとんどの人が家族や恋人などの安否を心配していた状況下で、彼は女性を口説こうとしていたのだ。
「合コンとかパーティで知り合った女のコ10人に片っ端から『地震すごかったね。大丈夫?』と気配りメールしました。でかい地震だったんで、ここで優しさをアピールすればモテるでしょ(笑)」
そんな栗田さんの最初の餌食は、2年半前に別れた元カノだった。
「向こうからメールで食事に誘ってきたんです。飛んで火にいる夏の虫。そのコの家で即ヤリです」
次の餌食は合コンで知り合い、一度食事をしたきりだったOLだ。
「震災当日に返事があり、余震が来るたびにメールで『また揺れたね』『大丈夫?』とリアルタイムで恐怖をともにしました。そのかいあって次の日、食事に誘うとすんなりOK。翌週末に会うと、『一人暮らしで心細い』と言うから『一緒にいてあげる』とそのコの家にお泊まりです」
◆平常時ではオトせない女性もゲット
栗田さんは気配りメールを続けた結果、「半年前にパーティで知り合った高嶺の花の美人OLもオトした」と勝ち誇る。食事に誘っても「忙しい」とガードが堅かった彼女だが、震災後に誘ってみると、「これまた簡単にOKでした」。
「女のコも不安だから、誘いにのりやすかったんでしょ。普段は『仕事の気晴らしに食事でも』と誘うんだけど、実際、ヤレるコは1割ぐらい。でも、震災後は入れ食い状態、打率3割のイチローですよ」とニヤつく栗田さんを前に、さすがに不謹慎すぎるとドン引きの取材班であった。
― 震災恋愛[フラれた/モテた]の境界線【6】 -
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