【閲覧注意】なぜ、人はペットボトルに尿を溜めるのか?
SPA!9/4号の「OL&サラリーマンのゴミ屋敷を拝見!」の取材で、とんでもないゴミ屋敷に遭遇した。天井まで詰まれたゴミの山で、住人は居場所を失い車場生活する羽目に。しかし驚いたのはそこではない。実際に片付けてみると、見る見る出てくるペットボトルの数々。しかも中身はすべて尿! その数、600本強!
住人(男性・39歳)によると、「もともとはネトゲにハマり、トイレに行く時間も惜しかったからペットボトルにしていた」とか。そのうちトイレに行くことすらやめ、尿ペットボトルは数年の時を経て、増えに増え続けた……。というわけである。
その衝撃にトラウマとなった記者は、ネットで調べてみることに。すると、ペットボトルに尿をためている人間は、多数存在することがわかった。それこそネトゲ廃人からズボラ系まで、さまざまなタイプの“ボトラー”がいることがいるという。そんなわけで、ボトラーたちに話を聞いてみることに。
◆小便が面倒くさい
「夜中、トイレに起きるのが面倒で、ベッドの近くに転がっていた空のペットボトルにしたのがきっかけ。最初こそ、罪悪感はありましたが、あれですよ。お風呂でおしっこする感覚と一緒です。最初にできちゃったらあとは平気っていう。以来、面倒くさくなるとペットボトルにしちゃうんです。ただ、僕は“ボトルキープ”はしません。ある程度たまったら、便器に流してますね。だって時間が経つと紅茶みたいに変色するし、すんごい激臭なんですよ、アレ」(男性・32歳・飲食・一人暮らし)
◆夜中、トイレに行くのが怖い
「実は、いい大人が恥ずかしいんですが、夜、トイレに行くのが怖いんです。お化けが怖い、霊が怖い……っていうか、夜も電気つけっぱなしじゃないと眠れなくて。僕、実家に住んでいるんですが、トイレまでがちょっと遠い(って言っても、階段降りるだけ)ので、かれこれ5年ほどボトラーです。まぁ親にバレないように留守中に処分してるんですけどね」(男性・38歳・無職・実家暮らし)
◆絶賛ボトルキープ中!
「押入れにいくつか溜め込んでありますよ。子供の頃は、かさぶたとか切った爪をコレクションしたりするような子供だったんで、その延長ではないかと思います。自分のした量とかも把握できるんで、なんかそれが楽しいというか。まぁ、親の目があるので、押入れの奥にバレないように並べておりますが。やめなきゃなぁと思いつつもやめられないのです」(男性・33歳・介護・実家暮らし)
◆女性も虜に!
「昔、彼氏とドライブ旅行したとき、あまりの渋滞でトイレに行けなかったことがあったんです。でもどうにも漏れそうだし、限界ってことで、彼氏に『しょうがねえからペットボトルにしろよ』って渡されたんです。最初は無理って思ったんですが、極限だったので(ハート)。たしかに車内だったので入れるのは難しかったですが、全部した後にホッとしちゃったんです。尿って温かくて、生きてるなぁって感覚に陥りました。それが快感だったので、以来、こっそりしています。その彼氏とはもう別れましたが」(34歳・女性・アルバイト・実家暮らし)
意外と身近にいるものである。この話に対し、ライターR氏(♂)が、「自分も試しにやってみようかな」と自ら実験台になってくれた。ど、どうでしたか?
「まず、ペットボトルにおしっこを入れるのはそれほど難しくないです。男のほうが簡単でしょうね。初めてでしたが、こぼさずに入れることができました。感想は、ちょっとゲームみたいな感覚と、こぼしたらヤバいっていうハラハラ感。それと、『なにやってるんだ俺は』という罪悪感は大きかったですね。そして一番強く思ったのは、小便って思った以上に熱いってことです。たしかに生きてるって感じ、ちょっとわかりました! ですが、なるべくハマらないように気をつけたいです(笑)」
……だそうで。やってみるかみないかはあなた次第。ただし、くれぐれも600本も溜めないように! 迷惑する人がいます! <取材・文/日刊SPA!取材班>
『週刊SPA!9/4号(8/28発売)』 表紙の人/西内まりや 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ