雑学

正しい二度寝は5分まで

社会人にとって健康維持は必須だが、カネや時間のかかる健康法には食指が動かないという人向けに、“装着するだけ”でOKの健康グッズ、短い時間でこなせる運動法などがあふれている。そこで本特集では、巷で“効く”と話題の健康法を記者が実践、その効果のほどを検証してみる。

【二度寝】朝5分のうたた寝が疲労やストレスを解消する

坪田 聡氏

坪田 聡氏

 二度寝をするだけで、疲労やストレスが消える――んなアホな!と言うなかれ。睡眠&快眠術で著名な医師の坪田聡氏はその理由について以下のように語る。

「朝、起きる直前にストレス耐性物質とよばれるコルチゾールが大量に分泌されます。コルチゾールとは副腎皮質ホルモンの一種で、大きな安心感を与えてくれます。また、浅い眠りのときには、脳内麻薬とも呼ばれる、エンドルフィンも分泌されます。安心・幸せ・快感といった、“眠りの黄金郷”が二度寝の時間なのです」

 コルチゾールは朝に分泌され、午後には減少し、寝る前にはほとんど分泌されない。そのため“朝の二度寝”が効果的なのだ。

 早速、起きる予定より1時間早くタイマーを設定してから就寝、そしてアラームが鳴る。

「あと1時間も眠れる」という幸せを感じつつ二度寝→起床するが、いつもより疲れがキツい気も……。

「長く寝てはいけません。5~10分の“ちょいたし寝”が大前提。長く眠ると深い睡眠に入ってしまい、強制的に起こされたような、いやな倦怠感が残るのです」

 起きてから5分程度、まどろみを楽しむように浅い眠りに落ち、なるべく時計に頼らず起きるのがベストだという。最初はうっかり寝過ごすなんてこともあったが、慣れてくると体内時計に“5分間の二度寝時間”が計測されるのか、パチッと目を覚ますことができる。事実、実践した当初から、朝起きてからの動きにメリハリがついて充実した一日を過ごせるように。朝の二度寝習慣、オススメです。

二度寝

コルチゾールが出てると思えば起床が楽しみに


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