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数十人の立候補者に順位付け とっても面倒なオーストラリアの選挙

候補者の名前連呼、お決まりの選挙ポスターばかりが目立つ日本の選挙。じゃあ世界の選挙はどんな感じなの? というわけで、各国大使館や在日外国人、現地在住日本人に各国の選挙事情を聞いてビックリ! 選挙権年齢はもちろん、投票方法、投票率、選挙運動も日本とは全然違うのだった。これを読めば、アナタも選挙に行きたくなるはず!

オーストラリア
候補者全員に優先順位をつけ、1、2、3……と番号を振る

 オーストラリアでは有権者に選挙人名簿への登録と投票が義務づけられている。オーストラリア大使館の資料によれば、登録では最高50豪ドル、正当な理由なく投票を怠った場合には20豪ドルから最高50豪ドルの罰金が科せられるとか。50豪ドルは約4200円。おかげで「連邦選挙や国民投票の投票率はほとんど95%前後」らしい。

 投票の種類も多様で、事前投票(日本でいう不在者投票)、視力障害者のための電話投票、病院や高齢者施設、刑務所をはじめ、遠隔地には航空機や船を使って投票の受け付けに訪れる移動投票のほか、南極基地からでも投票が可能(南極は義務なし)なのだ。

 だが、投票方法は結構面倒くさい。1枚の用紙に立候補者全員の名前が印字してあり、「優先順位を全立候補者に付けることが強制」されている(上院は政党・団体から一つを選ぶ投票も)。つまり、全員に1、2、3……と番号を振らなきゃ無効になるのだが、たとえば上院の場合「通常30~70人くらいが立候補」してるというから、AKB48を好きな順に並べるより大変かも!? ところが「優先順位を投票用紙に印刷された立候補者の順に上から付けてゆくような票が増え」てるって、これじゃ投票率が高くても意味ないじゃ~ん!

― [世界の選挙]ビックリ!白書【10】 ―

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