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オタクアイドル・喜屋武ちあき、ラノベの魅力を語る

一昔前に比べるとその勢いはやや落ち着いたものの、2000年代に急成長を遂げたライトノベル市場。「オタク向け」などという考えを改めねばならないほどのメガヒットを生み出している。もはや現代人の新たな教養になるかもしれない、ラノベの今を追った!

◆自分で世界を狭めるなんてもったいないです!

喜屋武ちあきさん

喜屋武ちあきさん

 日本が誇る本格ファンタジーの名作『グイン・サーガ』にハマり、100巻以上ある同作を2か月で一気読みしたこともあるという読書好きの喜屋武ちあきさん。彼女は「ラノベの元祖」とも言われる新井素子の作品から読んでいる、いわば生粋のラノベ愛読者だ。

「ラノベと言ってもいろいろで、内容的に骨太な作品も結構あるので、守りに入らないでこの世界に攻め込んでほしい。固定観念で毛嫌いせずに、知らない世界に一歩踏み出してほしいですね。読むことで視野や可能性だって広がると思うんです」

 そんな彼女の好みは、「自分が異世界に行ってしまうような作品」だという。

「昔から『ナルニア国物語』とかが好きだったです。だから、ラノベなら『今日からマ王』シリーズ(角川ビーンズ文庫)とかですね。あと、“いかにも”っていうラノベも読んでみたら面白いですよ。例えば、『とらドラ!』。あの作品を読んだら高校時代を思い出してしまって、感動して泣きました」

 そんな喜屋武さんは、まだまだラノベを読むことに抵抗がある男性向けに、こんな「メリット」を教えてくれた。

「今、ラノベは若い女のコの読者も増えてるし、読んでいれば会社で話が盛り上がることが絶対ありますよ。実際、人見知りだった私も、ガンダムやラノベのおかげで30代の男性と話せるようになったんです。っていうか、私がラノベ友達欲しいんですから!」

 無論、読んだからといって喜屋武さんと必ずお友達になれるわけではないが、読むことで新しい世界は広がるはずだという。

「ラノベを読まずに自分の世界を狭めちゃうのはもったいないですよ!」

【喜屋武ちあきさん】
アニメ・漫画・ゲーム・小説を愛するヲタクアイドルとして司会や雑誌連載など幅広く活躍中のアイドル。「風男塾」のメンバーとしても活動。ニューシングル「人生わははっ」発売中

― 30歳からのラノベ入門【5】 ―




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