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ギリシャ問題は収拾してない!? 本当の欧州危機はこれからだ

◆マネーな人々 今週の銭格言 【選者】現役金融マン ぐっちーさん ようやく合意を見たギリシャ救済案。他の国に同じことが起きたときに肩代わりさせられるのを嫌がったドイツ、フランスが合意を引き延ばしたせいで、イタリア、スペインまで危なくなり……欧州は大ピンチ! ◆ギリシャショックは、完全にイタリア、スペインに飛び火。本当の欧州危機はこれからだ アメリカの国債が発行上限額に達したデッド・シーリング問題で、やれ倒産だとか、ドル急落だとか散々騒がれています。しかし、この問題は多分に「プロレス」的要素が強く、本当のガチンコ勝負は来年の大統領選挙になるわけです。あまり踊らされてはいけません。 それより、日本では陰に隠れて殆ど報道されないのですが、実は欧州が大変なことになっています。え、ギリシャ問題は収拾したんじゃないの、とか言ってるあなたまずいっすよ。問題の発端は先週のこと。 7月の初めに決めた、ギリシャ向けの1100億ユーロの緊急融資、そして、歳出削減に加え、元本及び金利の免除。昨年さっさとやるべきだった救済案がようやく合意を見ました。ギリシャの債務削減を承知すると、他の国に同じことが起きたときにも借金を肩代わりさせられることをドイツ、フランスが嫌がったことが、合意が遅れた原因。ずるずる引き延ばしていたら、ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペインまでみんな危なくなってきたので、切羽詰まってギリシャを救済したのです。 ⇒【後編】に続く 【選者】 現役金融マン ぐっちーさん ウォール街で20年生きてきたノウハウをブログに執筆し、いち早くサブプライムローン問題に警鐘を鳴らしていたアルファブロガー。金融と経済を中心としたオピニオンブログ「THE GUCCI POST」(http://guccipost.jp/)の主宰を務めている
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