「ロシアの切り札は意外と多い」現役金融マンぐっちーさん

増税後の日本経済もガタガタだが、「ロシア問題にも目を向けよ」と言うぐっちーさん。これが長引くほど、欧州諸国は甚大なる被害をこうむるというのだ。さらに問題はアジア、そして日本にも拡大する危険性をはらんでいる。

◆視点を変えればロシア問題の要点がはっきり見えるのです!【後編】
(現役金融マン ぐっちーさん)


⇒【前編】はコチラ

 前編で解説したチキンレースが進んでいくと、被害をこうむるのは欧州危機をやっとやり過ごした欧州諸国。既にユーロ経済圏の鉱工業生産は6月もマイナス0.3%と減少傾向が続いており、ダメージが出つつあります。年間4000万人と言われたロシアからの観光客もビザが停止され、激減。欧州・アジアを飛ぶ航空機はすべてロシア上空を通過していますし、飛行禁止などにされたら、我々アジア経済圏もガタガタになってしまうでしょう。ロシアの切り札は意外と多いのです。

ユーロ

4-6月期の経済成長は再び行き詰まった様相に。ドイツ、フランス、イタリアは前月比増なのだが、ユーロ圏経済の回復への期待感はまだ薄い

【今週の数字】
6月のユーロ圏・鉱工業生産の数値
-0.3%
欧州連合(EU)統計局が発表した数字。1.1%減少した5月に続く減少で、ウクライナも含めた各地の情勢緊迫化の影響が、徐々にユーロ圏に出てきているようだ

【選者】現役金融マン ぐっちーさん
ウォール街で20年生きてきたノウハウからブログを執筆するアルファブロガー。金融と経済を中心としたオピニオンブログ「THE GUCCI POST」(http://sweetpoolside.jp/)を主宰している

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