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妻の料理をおいしくする夫の行動とは?

愛する妻の手料理を「マズい!」と感じたときこそ、男子一生の正念場だ。ぐっと腹中深くに不満を呑み込み、メシマズ嫁に耐えている男たち。そんな男たちに解決策を伝授する ◆途中で味見してあげればお互い納得できる一皿ができあがる FOOD, 家庭, 料理, 結婚 メシマズの原因は、一手間の欠如にある……と指摘するのはフードコーディネーターのタカハシユキ先生。 「素材が濡れっぱなしのまま炒めちゃうとか、煮物のアクを取らなかったりとか、ほんのちょっとしたことが原因だったりします」  メシマズ嫁の傾向として、味見をしないというのもよく聞くのだが……。 「味見をしても、これでいいのかどうかわからないという声はよく聞きます。そのせいで、調味料をたくさん入れて、味を濃くしすぎてしまったりするんでしょうね」  改善するためには「夫婦が協力しあうことが重要」なんだとか。 「旦那さんが、自分の好きな味に奥さんを誘導してあげればいいんです。例えば『今日の料理はこれがおいしかったね』とか『あの味付けをまた食べたい』とか言って褒めて伸ばす。そうすれば、ケンカすることもないし、料理全体のレベルも上がると思います」  それでもメシマズの危険性がある場合には、こんなアドバイス。
タカハシユキさん

タカハシユキさん

「旦那さんの好物を必ず一品入れること。そしたら旦那さんも、これは食べられないけど、あっちを食べればいいかってなるじゃないですか。男性は食に対して保守的な傾向にあるから、逃げ道(好物)がないとツラいんですよ」  また、近年人気の料理のレシピ紹介サイトにも、意外な落とし穴があるという。 「素人が投稿するようなレシピサイトは、下ごしらえを書いてなかったり、自分流のアレンジを加えていることが多いです。タレントが出すレシピ本にも同じような危険が潜んでいます。まずはオーソドックスなことが書いてある、初心者向けの基本的な料理を扱ったレシピ本を読んだほうがいいです」  これらに留意すればメシマズ嫁の引き起こす悲劇も、きっとなくなるはずだ。 【タカハシユキさん】 フードコーディネーター。和洋中のジャンルに縛られない、新しい発想で生み出すレシピが人気。著書に『免疫力をアップする、塩麹のおかず』(角川マガジンズ)などがある 取材・文/林バウツキ泰人 小野田 衛 浜田 彩 増山かおり 浦和ツナ子 中山未来・野中ツトム(清談社) 長谷川大祐(本誌) ― 男が悲嘆する[メシマズ嫁]レシピ集【10】 ―
免疫力をアップする、塩麹のおかず

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