雑学

「オーガニック信仰は主婦を標的にしたカルト宗教」藤沢数希氏

オーガニック「オ―ガニックは人の不安につけ込むカルト宗教」と断言するのは、金融・ビジネスなど多様な分野に精通し、辛口ブロガーとしても知られる藤沢数希氏だ。

「最初は手軽な入門編として有機野菜などから始まり、段階を踏んで最終的には専門店で売っているものしか食べられなくしてしまう。のめり込むほどオーガニックではない食品を買っている人が信じられなくなり、『なぜ毒を食べるのか』と責める。つまり“異教徒の弾圧”。立派なカルト宗教ですよ」

 この“オーガニック教”は特に富裕層の多いエリアで流行中だという。

「ハマるのは時間や経済的にも余裕がある主婦が多い。だから不安になる暇がある。子供のため、健康のため、美容のため、そして『農薬は毒だ』なんて脅されればすぐに飛びつきますよ」

 また、「ビジネスモデルとしても儲かる仕組みが確立している」と藤沢氏は語る。

「根拠なき不安につけ込む点では一時期“放射能ブーム”もありましたが、あれは本の出版などでメディアだけが儲かり、それ以外に不安をマネタイズする仕組みがなかった。その半面このオーガニック教は信者も日ごとに精鋭化し、信者たちが各々布教活動を行うので業者は半永久的に潤います。業界全体がカルト宗教染みているうまい手法です。芸能人ブログのステマに加え、ネットワークビジネスの要素も強く、今後も一定の需要を持ち続けるはずです」

【藤沢数希氏】
欧米の研究機関にて理論物理学の分野で博士号を取得。その後、外資系投資銀行に転身。近著に『外資系金融の終わり』(ダイヤモンド社)など

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