雑学

バター入りコーヒーが体にいい!? 「バレットプルーフ・コーヒー」は医学的根拠なし

 ハリウッドセレブや成功者に続けと言わんばかりに、巷には意味不明な横文字の健康法が溢れる昨今。そうした「意識高い系」健康法にハマる健康オタクたちに残念なお知らせを発表する。

効果のほどが不明、怪しい健康法の代表「バレットプルーフ・コーヒー」


バレットプルーフ・コーヒー シリコンバレーで成功したIT寵児発「頭がよくなりダイエットにも効果的」なコーヒーがコレ。朝、良質の無塩バターを入れたコーヒーを1杯飲むという健康法で、ハリウッドセレブの御用達だ。

「糖質制限をしている人、一日のエネルギーが不足している人にはまあまあよい。そうでないのなら、何もこんなカロリーが高くてまずいものを飲まなくても、ブラックコーヒーとバターを塗ったパンを食べればよいのでは?」(池谷医院院長の池谷敏郎氏)

 そもそもシリコンバレー式健康法には根拠がないものが多いとおおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏もかなり辛口だ。

「バターそのものがよい油ではないのに、それを入れたコーヒーが完全だったら卵を食べたほうがよほどいい。開発者の調子がよくなっただけで、この手の健康法には再現性がなさすぎるんですよ」

●バターコーヒーをわざわざ飲むなら卵で十分!!

【池谷敏郎氏】
医学博士。池谷医院院長。東京医科大学医学部卒。同大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医。著書に『老けない血管になる腸内フローラの育て方』(青春出版社)、『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)他

【大竹真一郎氏】
消化器内科医。おおたけ消化器内科クリニック院長。神戸大学医学部卒。総合内科、消化器病専門医。著書に『本当は怖い!健康診断&人間ドック』(主婦の友社)、『腸の「吸収と排出」が健康の10割』(ワニブックス)ほか

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