中国で「日本人の胎盤」が不正に高額転売されていた
12/24発売の週刊SPA!12月31・1月7日新年合併号では、この流れが続きそうな中韓「反日大暴走」の火種を複数紹介している。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
中国のショッピングサイトで、密かに人気を博している日本製品がある。
それは、人間の胎盤を原料とする「ラエンネック」という注射薬だ。中国サイトでは、1箱(50本入り)がおよそ9万円で売られている。
本来、日本では肝機能障害の治療などを目的に病院内でのみ処方される。しかし、「美容に効く」として中国人の需要が急増、不法に海を渡っているのだ。
「本物であるなら、国内の医師が横流ししている可能性が高い」(販売元の日本生物製剤)と言うが、一体、誰が売っているのか。
今回、取材班は、中国ネット掲示板に「日本製ヒト胎盤薬売ります」と書き込んでいた都内某所の業者に購入希望者を装ってコンタクトをとってみた。
電話に出たのは若い女性だったが、「ラエンネックありますか」と切り出すと、しばらく保留にした後、「それは私たちの商品じゃない。誰かのイタズラです」と電話を切った。
ラエンネックの転売事情について、中国人留学生で傍らに転売ヤーをやっている人物が取材に応じてくれた。
「2年ほど前、中国で美容製品として利用されていた人間の胎盤の流通が規制され、日本製のラエンネックが注目されるようになった。日本人の胎盤は汚染されていないというのも人気の理由。月に何十万円も儲けていた人もいるよ」
日本人の人体由来の製品が、不正に転売されるのは、気分のいい話ではない……。
尖閣に慰安婦、旭日旗にPM2.5……と、とにかく中韓と揉めた年になった2013年。
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