FPが断言「年収500万円でも資産1億円達成は可能」
国税庁によれば、30代後半の男性サラリーマンの平均年収は498万円。今後も年収増が見込めない日本の平均的なサラリーマンはこのままでは身の丈サイズの資産しか築くこともままならないレベルだ。
12/24発売の週刊SPA!に掲載されている『年収500万男でも[資産1億円]達成マニュアル』では、40代年収500万円の平均貯蓄額(中央値)約500万円を投資資金に設定。東京五輪までに資産1億円を目指せる手法を紹介している。果たして、東京五輪までに仕込むべき投資&副業とは? 2020年までを勝負の年と決め、このチャンスをムダにするな!
【ファイナンシャルプランナー 藤川 太氏】
「家計の見直し相談センター」代表。「日本中の家計を元気に!」が合い言葉の人気FP。著書に『貯まる!資産3倍手帳』(朝日新聞出版)『1億円貯める人のお金の習慣』(PHP研究所)
【ファイナンシャルプランナー 江上 治氏】
年収1億円超のクライアントを50人以上も抱えるFP。著書に『一生かかっても知り得ない年収1億円人生計画』(経済会)など。「稼げないヤツにはわからないメルマガ」も配信中
<取材・文/日刊SPA!編集部 イラスト/成田草介>
しかし、「資産1億円は不可能ではない」と豪語するのは、FP(ファイナンシャルプランナー)の藤川太氏だ。
「ただし、年収の10%(月5万円程度)を貯蓄に回して1%の運用を実行しても、40年で約2500万円にしかなりません。年10%で運用して31年後にようやく1億円。40歳から始めたら、もう71歳ですよね」
そうなると、貯蓄率と運用率を大幅に上げるしかないわけだが、当然ハイリスクを覚悟しなければならない。そんなサラリーマンの「保守的な発想こそ打破すべき」と言うのは富裕層の顧客を持つFPの江上治氏だ。
「実際に1億円を稼げる人は、“お金を失うこと”よりも“お金を増やせないこと”をリスクと捉えます。考え方や発想からして普通の人とは異なり、だからこそ普通の人よりも稼げるのです。さらに言えば、大抵の人は手元のお金を中心に物事を考えすぎです。ゆえに、失うリスクも恐れるし、逆に余裕ができると行動がブレて下手な投資をしてしまう。一方、資産形成に成功する人は、10年後に1億円と決めたら、そこから逆算して行動原理を設定します。ゆえに、常に首尾一貫していて、中途半端はあり得ないんです」
1億円があれば、セミリタイアでき、明るい未来が切り開ける。藤川氏も「もし人生を変えたいなら全貯蓄を投資に回し、30%で運用するくらいの気概が必要」と念を押す。
奇しくも、今は東京五輪という千載一遇のビッグチャンスが到来。石橋を叩いて渡ってきた普通のサラリーマンでも、好景気に便乗したいと野心が芽生えてもおかしくない。
「まずは1000万円を目標に1億円を目指す。チャンスは、あくまで追い求め続けた人にしか訪れません」(藤川氏)
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