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三浦大輔「性欲に踊らされてる姿は滑稽」 映画『愛の渦』完成披露試写会で語る

 乱交パーティーに集まった男女の人間模様を描いた映画『愛の渦』の完成披露試写会が行われ、主演の池松壮亮、門脇麦ら出演者と、三浦大輔監督が出席した。 『愛の渦』は、三浦監督が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の代表作の一つで、『第50回岸田國士戯曲賞』を受賞した作品。親の仕送りで乱交パーティーに参加するニート役を池松壮亮が、地味な容姿ながら誰よりも性欲の強い女子大生役を門脇麦が演じる。
愛の渦

映画『愛の渦』完成披露試写会

 上映時間123分のうち着衣しているのは18分半。舞台挨拶では、体当たりでの撮影を振り返り、各々が見どころを語った。  主演の2人は、「卑猥なことしか思いつかないんですけど……、女性陣のからだですかね」(池松壮亮)、「乱交パーティーをのぞいている、参加しているような目線で見られるのも1つの面白さ」(門脇麦)とPR。  まだ完成した映画を観ていないという柄本時生が「女の人が裸で罵り合ってるのが馬鹿みたいで面白い。そこが見どころなんじゃないかな?」とコメントすると、会場からは笑いが起き、司会から三浦監督へ「監督あってます?」とすかさずフォローが入った。  柄本のコメントに対し、三浦監督は「あってます」と深く納得した様子で「これはコメディなんです。性欲に踊らされている姿は滑稽」ともコメント。  さらに、「(過激な)映画に拒否反応ある人に観てもらいたいと思って作りました。みなさんが普通に持ってるスケベ心を素直に描いているだけ。観終わった後に、『おもしろかったじゃん』と思ってもらえれば」と、作品への想いを語った。  映画『愛の渦』は、3月1日から全国公開。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/591395/ainouzu_02 <取材・文・撮影/林健太>
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