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「最も遅い円高」なのか、まだ円安が不変なのか?

 1月早々に105円からドルは反落したが、ただどんどんドル安が進むわけでもなく、一進一退が長引いている。まだドル高・円安の流れは続いているのか、それともドル安・円高の流れに変わったのか。

◆過去4回のドル安・円高はどのように広がったのか?

吉田 恒

吉田 恒氏

 この間のドル高値を、年末年始を除く終値ベースとして、1月8日の104.8円にすると、ドル安・円高が始まってから4月10日で66営業日経過した計算になる。

 過去3回のドル安・円高基調では、ドル下落が始まってから、下落率が5%を完全に超えるまで最も時間がかかったのは2002年から始まったドル安局面で70営業日目だった。今回、104.8円からのドル下落率が5%以上に拡大するのは100円を完全に割り込む計算になる。それが4月16日までに実現しないと、今回は、最もドル安・円高ペースが遅いということになる。

 それとも、そもそもまだドルは当面の高値を記録していない、つまりドル安・円高基調が始まってないということなのか。そうではなく、あくまでドル安・円高基調は始まっているものの、最も遅いペースでのスタートになっているに過ぎないなら、さすがにいつ100円割れになってもおかしくない時間帯に入っているということになるが、果たしてどうか?(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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