更新日:2015年03月07日 09:47
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「“更新料”たっぷりのハンバーグ」って何!? ネットニュース編集者がクレームを受けた誤字

◆インターネットニュースに寄せられる[許せる/許せない]コメント ネットニュース編集者がクレームを受けた誤字 万人に無料で読まれるがゆえ、クレームの数もその分多いというのがネットニュース。そこで、ネットニュース編集者たちに、ありがちなクレーム話を聞いてみた。 「まず、ネットニュースで多いクレームは、誤字脱字の指摘ですね。雑誌や書籍のような校正者を入れていないので、誤字脱字が多いんです。先日も『香辛料たっぷりのハンバーグ』という文章を、『更新料たっぷりの』と記載して『それ、どんな料理だ!』とツッコミが入りました」(28歳・男)、「直接取材して原稿を書くよりは、ネット上から情報を拾って書くケースも多い。以前、法律についての記事を書いたら、プロの弁護士から『そんな適当な情報を載せるな!』と怒られました。反省の一言です」(31歳・女)などは、送り手側も真摯に受け止める。  また、一番クレーム対象になりやすいのがニュースの見出し部分。 「見出しはその記事を読者が読むか、読まないかを選択させる要の部分なだけに、過激なものが多い。『女性が好きな夜のおかずは○○○』などの伏せ字系や、『あの大物アイドルがAVデビュー?』など実名をぼかした見出しには、『大した内容じゃないのに、気にさせるような書き方はやめろ!』というクレームが。まぁ、クリックしてほしいからこそなんですが」(36歳・男)などは、確信犯ゆえクレームも勘定のうち。  しかし、なかには「『人喰いワニが大暴れ』とか『数年間少女監禁男逮捕』みたいな海外のニュースを配信したら、『日本の事件だと思ったら大恥をかいた! 国内外どっちで起こったものなのかちゃんと見出しで明記してくれ』」といった苦情は本文を読めばわかるんですけどね……」(28歳・男)といったクレームには不満だという。  釣り見出しが原因なのか、早合点する読者が問題なのか……。 ― 店員が告白した[許せる/許せない]クレームの境界線【5】 ―
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