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体験者が語る「反原発デモで逮捕されるとどうなる?」

― デモの魅力は逮捕経験者でないとわからない!? ― デモで逮捕されるって、そんなに大したことじゃない(笑) 12人もの逮捕者が出て、メディアを騒がせた「9・11新宿 原発やめろデモ!!!!!」。そのなかの一人で、隊列を広げた容疑で東京都公安条例違反で逮捕された二木信氏に逮捕の顚末を聞いた。 ◆雑居房はなかなかファンキーだった! 二木 信「その日は5回目の反原発デモで、それまでにない、警察の“異様なまでのやる気”を感じました。僕が担当するサウンドカーは最初から警戒されていて、公安刑事に取り囲まれていた。30分ほどたつと『いいかげんにしろ! 公安条例違反で逮捕する』と7、8人の警官に囲まれ、逮捕されました」  決して抵抗するつもりはなく、冷静に対応したという二木氏。 「両腕を刑事に押さえられ、パトカーじゃなくタクシーで新宿署へ連行されました(笑)。なぜか刑事の手がガタガタ震えてるんですよ。こっちは全然慌ててないのに、なんでそんなに動揺してるの!?って」 取り調べでまず最初に聞かれたのは、「お前は何者なのか?」ということだったという。 「『どこの組織に属してるか』ということを聞きたいのでしょうが、“デモやる人=政治的組織に属している”という警察のマニュアル自体、かなり古いな、と。身分を正直に明かして、容疑を否認しました」  取り調べに素直に応じたため特別な追及もなく、2泊3日の留置場生活は貴重な体験になったとか。 「雑居房はなかなかファンキーでしたよ。風営法で逮捕されたホストの兄ちゃんとか、シャブ中のおじさん、不法侵入……。弁護士の名刺を交換し合って、『ウチの弁護士やり手だよ』って(笑)。彼らにも、『そんなことでパクられるなんて変ですね』って同情されました」 ※【後編】につづく⇒https://nikkan-spa.jp/94288 逮捕された理由について、二木氏はこう考える… 【二木 信氏】 ’81年、茨城県生まれ。音楽ライター。’03年からサウンドデモに参加。共編著に『音の力 ストリート占拠編』(インパクト出版会)、『素人の乱』『ゼロ年代の音楽』(ともに共著、河出書房新社) ― 多発中!ニッチな[デモ&署名]活動の熱い主張【9】 ―
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