“悪質すぎる”盗撮の手口ワースト5――スマホの手帳型ケースの隙間から…
四六時中スマホを手放さず、SNSで誰かと繋がっていると、望むと望まざるとにかかわらず、膨大な個人情報を日々ネット上に残していることになる。では、自分の個人情報はどれだけ流出しているのか? セキュリティの専門家や被害者、さらには記者の検証により、個人情報ダダ漏れ社会の実態を詳らかにする!
スマホの普及などでカメラが身近になり、その気になれば誰でも盗撮ができてしまう現代社会。
「盗撮の手口として悪質度が高いのは、誰でもマネできるのに、バレにくいもの。年々巧妙化すると同時に、簡素化しているのです」
そう語るのは我が国の盗撮事情に詳しい月刊誌『裏モノJAPAN』編集部員の仙頭正教氏。盗撮はエロ目的に限らない。近年ではスマホやパソコンの画面に映ったSNSなどのパスワードを盗み見て不正ログインする事例もあるとか。仙頭氏に悪質度の高い盗撮の手口をランキング化してもらった。
1位は連日被害のニュースが絶えないスマホ盗撮だ。
「スマホ盗撮は警戒度が増しているため、背面レンズをそのまま向けて撮る手法はマニアの間では下火になっています。今は閉じたまま通話できる蓋つきスマホケースのレンズ部分の穴からインカメラで撮影する手法が使われています」
2位のスパイカメラは腕時計やメガネの見た目をした一見カメラとはわからない作りの製品だ。
「とはいえ、大半は耐久性がなく、一回使っただけで壊れたという話もザラ。ただ、最新のメガネ型カメラだけは違います。壊れにくく、明るいところでも目を凝らさないとレンズの存在に気づきません」
記者も装着してみたが、わずか1mの距離でもレンズの存在にまったく気づかれなかった。動画もバッチリ撮れる。
巧妙化・簡素化する手口!
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