更新日:2018年11月26日 17:44
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Youtuber型ホストが誕生!? 歌舞伎町で動画を流し大人気に

―[ホストクラブ2.0]―
 一目でそれとわかる盛り髪にスーツ姿、色恋営業でカネを巻き上げる……。そんなホストのイメージが急変している。コンプライアンスを大切にし、体調管理も徹底。健全化するホスト業界の姿とは?
ホストクラブ2.0

「ニュージェネ体操」の衣装に身を包んだホスト。中央のオーナー・桑田氏は32歳!

ユーチューブを積極活用し、学習塾を経営するグループも

 SNSが重要な営業ツールである現在のホスト業界。なかには動画の積極活用で話題を呼ぶ「ユーチューバー型」のホストクラブも出てきた。その代表格が、歌舞伎町に5店舗を構える「ニュージェネレーショングループ」だ。 「ユーチューバーの案件動画(広告動画)を求人に使ったホストクラブは我々が初だと思います。ラファエルなど人気ユーチューバー3人に動画を作ってもらい、1000人以上の応募がありました」  そう話すのは同グループのオーナー・桑田龍征氏。最初に作ったのはグループのオリジナルテーマソングを流すPVだ。 「5年ほど前から歌舞伎町のホストクラブはグループ化が進んでいたので、自分たちのカラーを明確にするために作りました。我々のグループには『真面目にふざける』『一生不満足主義』『何をするかではなく誰とするか』という3つの理念があり、広告戦略もそれに基づいて考えています」  大きな話題を呼んだのは、昨年公開の「ニュージェネ体操」。シャンパンコールや「ホストあるある」を盛り込み、キャッチーなサビとダンスが印象に残る。テーマは『夜のラジオ体操』。 「衣装はりゅうちぇる風のものを揃え、グリーンバックで撮影してCGも使用。作曲は以前からシャンパンコールを作ってくれていたプロの方にお願いしました」  動画を歌舞伎町内のビジョンで流し続けたところ、大人気に。
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