雑学

社交ダンスから始まったホストの歴史。近年はカジュアルな「ネオホスト」が主流に

 一目でそれとわかる盛り髪にスーツ姿、色恋営業でカネを巻き上げる……。そんなホストのイメージが急変している。コンプライアンスを大切にし、体調管理も徹底。健全化するホスト業界の姿とは?

社交ダンスから始まったホストの歴史


 逆立てた髪形でビシッとスーツに身を包む……。そんなホスト像は今は昔。近年、ホストの姿は大きく様変わりしている。

「ネオホスト」と呼ばれる、カジュアルなファッションで親しみやすい性格のホストや、反対にルックスやキャラクターを徹底的に自己プロデュースした「アスリート型」、SNSや動画を駆使した「ユーチューバー型」まで、以前の画一的なイメージを打破するホストが群雄割拠しているのだ。

歌舞伎町

近年はカジュアルなネオホストが主流に。親しみやすく、「大学の友達感覚で飲める」(女性・30歳)という

 ホストクラブの第一号は、’65年に東京駅八重洲口にオープンした「ナイト東京」。当初のホストは社交ダンスの休憩中に富裕層のマダムと酒を飲む存在だった。

 その後、’71年には歌舞伎町に「クラブ愛」がオープン。バブル期にはオールバックでダンディな姿のホストが主流となる。

 ’90年代からは客層が20~30代へとシフト。髪を立ててスーツに身を包む、ビジュアル系バンドマンのようなホスト像が確立する。

 そして’06年からは歌舞伎町で風適法による取り締まりが強化。夕方から午前1時までの「一部」、朝方から昼頃までの「二部」と、営業形態も変わることとなった。

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<営業形態の変化>
●一部:19:00~25:00
主な客層は女子大生やOLのような昼職の女性。営業時間はキャバクラに近く、人気ホストの出勤時間も一部が多いという

●二部 朝~昼
主な客層は仕事終わりのキャバ嬢や風俗嬢。以前はこちらの時間帯のほうが盛り上がっていたが、風適法の影響で動きが鈍化
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「’10年代に入ってからは『一部』に通うコのほうが多く、人気ホストもその時間帯に集中しています」(女性・36歳・バーテンダー)

 “浅い”時間が主流になったことや、SNSの普及により、ホスト像は再び変化。前出のとおり、さまざまなタイプが生まれている。

― ホストクラブ2.0 ―





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