更新日:2018年12月30日 00:30
エンタメ

King & Princeが紅白リハに登場。初出場の意気込みを語る

 大晦日に行われる「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、29日に東京・渋谷のNHKホールでスタートした。数多くのアーティストが集まるなか、注目を集めるのが、デビュー1年目ながら見事初出場を決めたKing & Princeだ。時間にして約15分。ステージの感触を確かめるように、緊張した面持ちで2回音合わせを行った。  ’18年1月にデビューしたばかりの“キンプリ”だが、ルーキーイヤーから数多くのテレビ番組や舞台などに出演。慌ただしくも大充実の1年となった。 「1年目で年末までこんなにパンパンにお仕事があるっていうのは本当にありがたいことだと思っています。怒涛の1年でしたけど“疲れたなー”とかは、本当にもう全然思ってないです。どんどん仕事くださいっていう感じです!」(永瀬廉) キンプリがNHKホールのステージに立つのは今回が初めてではない。だが、やはり紅白の雰囲気は特別なようだ。髙橋海人が「普段出演させていただいている『ザ少年倶楽部(NHK-BSプレミアム)』の時とは全く違って、すごく厳粛な雰囲気を感じました」と話せば、平野紫耀も「リハーサルから緊張感があって同じステージとは思えないです」と続けるなど、その歴史の重みを感じているようだ。  また、紅白という舞台の重みを実感するのは何もステージ上だけではない。周囲の反応からも、そのスケールの大きさを感じたのだそうだ。 「うちは80歳になるおばあちゃんが紅白出場を物凄く喜んでくれたんです“良かったわね~!!”って(笑)大きな舞台だということはもちろん分かっているつもりでしたが、そういう周囲の反応からも、やはり伝統ある特別な番組なんだなと改めて感じました」(神宮寺勇太)  和やかな雰囲気で進んだ囲み取材の終盤、「紅白出場が決まってから、(活動休止中の)岩橋(玄樹)さんとは連絡は取りましたか?」という質問を受けると、メンバー全員が一転真剣な眼差しに。「彼はいま1日でも早く復帰しようと物凄く努力していて、紅白も“応援してる”と言ってくれています。彼の思いも背負っているので、今年得たすべての経験をここにぶつけたいと思います」(岸優太)と、仲間の分も最高のステージにする覚悟だ。  最後に改めて意気込みを聞かれた平野は「デビューして1年も経っていないなかでこういう舞台に立たせていただけて本当に光栄で色んな人に感謝している。この1年の恩返しになるようなパフォーマンスをしたいです!そして、観てくださる女性の皆様をツヤツヤにします!!」と宣言した。  この他、男性の出演者で注目されるのは、嵐、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP 、Sexy Zoneらジャニーズ勢。キンプリと同じく初出場の2.5次元ユニット刀剣男士、スーパー銭湯などでの営業活動から大ブレイクを果たした純烈、「2018 NHKサッカーテーマ」に楽曲を提供したSuchmos。また、EXILE、三代目J Soul Brothers、三浦大知、氷川きよし、星野源らおなじみのメンバーも忘れてはいけない。  31日、彼らがどんなステージを見せてくれるのか、期待したい。 <取材・文/福田悠 撮影/難波雄史(本誌)>
フリーライターとして雑誌、Webメディアに寄稿。サッカー、フットサル、芸能を中心に執筆する傍ら、MC業もこなす。2020年からABEMA Fリーグ中継(フットサル)の実況も務め、毎シーズン50試合以上を担当。2022年からはJ3·SC相模原のスタジアムMCも務めている。自身もフットサルの現役競技者で、東京都フットサルリーグ1部DREAM futsal parkでゴレイロとしてプレー(@yu_fukuda1129
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