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2分でわかる2019年のゲームシーン ヒット確実なソフト、ハード、スマホゲームは?

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 2018年のソフトの主役は全世界出荷1000万本を達成した『モンスターハンター:ワールド』でした。ジャンルで言えば『PUBG』『フォートナイト』などのバトルロイヤルゲームが一世を風靡しました。今年はどんなソフトやハードがゲーム界の主役となるのでしょうか? 年明け最初のコラムは、2019年発売の大作ソフト、ハード、スマホゲームなどの予定をチェックしていきましょう。

ソフトで先陣を切るのは『キングダム ハーツⅢ』!

 ソフトは1月25日にいきなり2本の大作が登場。1本目は『バイオハザード2』のフルリメイク版『バイオハザードRE:2』(カプコン)。グラフィックも演出も新しくなり、以前のゾンビよりも数段怖いと発売前から話題になっています。

『バイオハザードRE:2』

 もう1本はスクウェア・エニックスとディズニーのコラボRPG『キングダム ハーツⅢ』(スクウェア・エニックス)。ナンバリングとしては約13年ぶりの続編となり、『I』から続いてきた物語がいったん完結するとあって世界的に相当な売上が見込まれています(シリーズ累計は全世界2500万本)。2019年のゲーム界は『キングダム ハーツⅢ』でスタートダッシュといったところでしょうか。

『キングダム ハーツⅢ』

 また発売日は未定ですが、春に『ファイアーエムブレム 風花雪月』(任天堂)、2019年内に『どうぶつの森』と『ポケットモンスター』の新作も予定されています。このあたりが今年のNintendo Switchを引っ張るタイトル。任天堂の開発チームから考えると、もう1~2本隠し球があっても不思議はない気はします。  そのほかでは、PS4で『グランブルーファンタジー Versus』(サイゲームス)と『アズールレーン クロスウェーブ』(コンパイルハート)が発売予定。どちらも人気スマホゲームからスピンオフしたコンシューマ版。全体的にスマホゲームの勢いに陰りが見えるなか、どこまでコンシューマで存在感を示せるか注目です。
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2019年期待のハード&スマホゲームは?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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