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本当に「おいしい野菜」の見つけ方は?

 厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量は350g。だが同省の調査では20~40代の約7割がそれに達していないことが判明! しっかり食べていたつもりなのに……けれども、野菜をどこで、どの程度、どのように食べればいいかすらわからない。そんな野菜難民を野菜の達人たちが指南する。

「『この農家のなら、苦手な野菜でもおいしかった』という声は珍しくない」(榎本氏)

「“野菜観”が変わる」ほどおいしい野菜を見つける方法

 肉や魚に比べ、野菜食が広まらないのは「おいしい野菜の存在を知らない」ことも関係している可能性がある。 「本当においしい野菜とは、味ではなく体にスーッと染み込んでいく感覚がするんです」と話すのは、無農薬野菜販売サイト「MADE in JAPAN 100」を主宰する榎本彩花氏。榎本氏が推奨するのは、「農家直売のマルシェに行き、店主と話しながら、気に入った野菜を見つける」ことだという。 「聞くポイントは農薬・肥料・農作物への思いの3つ。農薬や肥料は使っているのか。使っている場合どんな理由なのか。あれこれ聞いても失礼にはなりません。思いを聞くのは、手間暇かけなければやはりおいしい野菜はできないので、重要な判断材料になります」  しかし、いきなりマルシェに行くのはハードルが高い。 「スーパーで売り出している旬の野菜なら比較的おいしさを感じやすいと思います。一度おいしい野菜を知れば、関心が芽生えて自分に合う野菜に巡り合えるはずです」 取材・文/週刊SPA!編集部 ― 野菜を食べまくる技術 ―
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