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欧米で人気の「パワーサラダ」で野菜を食べまくる

 厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量は350g。だが同省の調査では20~40代の約7割がそれに達していないことが判明! しっかり食べていたつもりなのに……けれども、野菜をどこで、どの程度、どのように食べればいいかすらわからない。そんな野菜難民を野菜の達人たちが指南する。
パワーサラダ

パワーサラダ

肉追加、肉っぽい味付けで野菜であることを忘却

 野菜を食べまくる方法には、肉や魚などタンパク質食材と合わせる手も。野菜料理プロデューサーの新田美砂子氏は欧米で人気の「パワーサラダ」を提案する。考え方は以前紹介した「ベジつま」と似ているが、「パワーサラダは野菜、フルーツ、タンパク質をベースに雑穀や豆類などを加えてさらにバランスをよくし、これだけでメインディッシュとして食べられるものです」という。  基本的な構成は野菜を一日必要摂取量の半分である175g、フルーツを同じく半分の100g、タンパク質食材(肉・魚・卵)を50g、その他玄米など雑穀やナッツ類を少々。チーズ、ドライフルーツなどを加えてもいい。これだけで腹がかなり膨れるため、糖質制限中の食事としても役立つ。  また、「野菜丼」は野菜のみであるが、マヨネーズと焼き肉のタレによって野菜であることを忘れる一品。より満足感を高めるなら、「ラー油やゆずコショウなどの香りや辛みを少し加えると吉」(新田氏)。焼き肉のタレは無添加オーガニックのものが良い。焼き肉屋でテイクアウトした際に余るタレを使うのもいいだろう。
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