サンドウィッチマン、昔はトリオ。お笑いコンビ名の意外な由来集
くりぃむしちゅーの上田晋也が、自身のコンビ名に「一切愛着がない」とテレビで話し、話題となった。
最初に紹介するのは、芸人好感度ランキングで、明石家さんまを抜き、1位に輝いたサンドウィッチマン。『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)でダークホース枠から優勝を勝ち取ったそのネタの完成度に加え、最近は伊達みきおの“0カロリー理論”といったトークシーンでのスキルも人気を博しているお笑いコンビだ。
高校時代の同級生として知られているサンドウィッチマン。しかし卒業後すぐにお笑いの道に進んだのではなく、伊達は一度福祉関係の会社に就職している。しかしそこから5年間、相方の富澤たけしから芸能界入りを口説かれ続け、ついに根負けして二人はコンビを組むことに。最初のコンビ名は親不孝だった。
その後、銭と拳に改名をしたが鳴かず飛ばず。起死回生をかねて新メンバーを加えたトリオでの活動を始めるが、この時に付けたのがサンドウィッチマンというコンビ名だった。恰幅のよい体型の二人とがりがりな新メンバーを指したユニークなコンビ名だったが、結局新メンバーは脱退し、今の伊達と富澤のコンビに落ち着いたのだそうだ。
続いて紹介するのは、二人揃って180センチを超える高身長とその体格の細さが印象的なコンビ、アンガールズだ。“きもかわいい”キャラで大ブレイクした、田中卓志と山根良顕の人気コンビだが、彼らのコンビ名にはどんな由来があるのだろう。
二人のコンビ名の由来にはちゃんと意味がある。命名時、田中から「二人とも“なよなよ”しているから“ガールズ”という単語を入れよう」と提案。しかし山根が「でも女性コンビじゃないから」と、否定の意味を込めて“un”と付けたため、アンガールズとなったらしい。 そんな二人は大学時代、地元広島で開催された誰でも出られるお笑いライブに素人として出演。そこでの活躍を見ていた吉本の関係者に才能を見いだされ「東京に行きなよ」という助言を受けて上京し、晴れてお笑い芸人になったという。
デビュー間もなくして“武勇伝”のネタで大ブレイク。その後、チャラ男キャラや博識キャラで常にテレビに出続け、ついにはCDデビューまでした人気コンビ・オリエンタルラジオにも意外な命名の由来がある。
命名時、中田敦彦が好きな単語“オリエンタル”と、藤森慎吾が好きな単語“ラジオ”、その二つを繋ぎ合わせた造語としてオリエンタルラジオという言葉を思いついたそうだが、それを採用したのには別の意味があるという。 それは、当時オリエンタルラジオという言葉をネットで検索しても、一件もヒットしなかったから、つまり、“今後俺たちが活躍してヒット件数が増えていけば、自分たちがどれだけ有名になれたかがひと目でわかる”ということ。このアイディアが決め手となり、二人はコンビ名を決定したようだ。
続いては、「お前に食わせるタンメンはねぇ!」のキラーフレーズで一躍有名になった河本準一と、吉本イケメンランキングで殿堂入りを果たし、ゲーマーとしても有名な井上聡の二人からなる、次長課長だ。
河本、井上は共に同じ居酒屋でアルバイトをしていたそうだが、そのとき、その居酒屋の社員だった次長さんと課長さんに、労いの意味で2000円をもらったことがあるという。このときに励まされたことが強く印象に残っており、自分たちのコンビ名を次長課長としたのだそうだ。 ちなみに、次長課長も当時はトリオであった。トリオ時代は次長課長社長という名前で活動をしていたが、社長が抜けてしまったためにこの名前に落ち着いたようだ。 ――今回、名前の由来をまとめてみることで、それぞれのコンビ名に込められた意外な思いや逸話が明らかになった。何の気無しの命名や改名で一気にブレイクするのだから、芸能界はわからないものだ。<文/A4studio>
くりぃむしちゅーといえば、過去に『新・ウンナンの気分は上々。』(TBS系)で、さまぁ~ず(旧バカルディ)との対決で破れたため、ウッチャンナンチャンの内村光良によって改名させられたことは有名だが、実は改名前の“海砂利水魚”も、自分たちで名付けたものではなく、二人が当時付き人をしていた先輩芸人コンビ、コント山口君と竹田君が命名したことを知る人は少ないだろう。
結果的にくりぃむしちゅーは改名したこの名前で世間に定着し、脚光を浴びることとなったが、今芸能界で活躍する他の人気芸人コンビたちにも、それぞれ命名に至るまでの興味深い物語がいくつも存在する。
そこで今回は、意外と知られていない有名お笑いコンビ、そのコンビ名の由来をさまざまなエピソードと共に紹介していこう。
サンドウィッチマン:三人で並ぶその見た目からサンドウィッチ?
アンガールズ:なよなよしていても“女”じゃない!!
二人のコンビ名の由来にはちゃんと意味がある。命名時、田中から「二人とも“なよなよ”しているから“ガールズ”という単語を入れよう」と提案。しかし山根が「でも女性コンビじゃないから」と、否定の意味を込めて“un”と付けたため、アンガールズとなったらしい。 そんな二人は大学時代、地元広島で開催された誰でも出られるお笑いライブに素人として出演。そこでの活躍を見ていた吉本の関係者に才能を見いだされ「東京に行きなよ」という助言を受けて上京し、晴れてお笑い芸人になったという。
オリエンタルラジオ:売れたことが簡単にわかる魔法のフレーズ
命名時、中田敦彦が好きな単語“オリエンタル”と、藤森慎吾が好きな単語“ラジオ”、その二つを繋ぎ合わせた造語としてオリエンタルラジオという言葉を思いついたそうだが、それを採用したのには別の意味があるという。 それは、当時オリエンタルラジオという言葉をネットで検索しても、一件もヒットしなかったから、つまり、“今後俺たちが活躍してヒット件数が増えていけば、自分たちがどれだけ有名になれたかがひと目でわかる”ということ。このアイディアが決め手となり、二人はコンビ名を決定したようだ。
次長課長:お世話になった方の役職をそのままコンビ名に!?
河本、井上は共に同じ居酒屋でアルバイトをしていたそうだが、そのとき、その居酒屋の社員だった次長さんと課長さんに、労いの意味で2000円をもらったことがあるという。このときに励まされたことが強く印象に残っており、自分たちのコンビ名を次長課長としたのだそうだ。 ちなみに、次長課長も当時はトリオであった。トリオ時代は次長課長社長という名前で活動をしていたが、社長が抜けてしまったためにこの名前に落ち着いたようだ。 ――今回、名前の由来をまとめてみることで、それぞれのコンビ名に込められた意外な思いや逸話が明らかになった。何の気無しの命名や改名で一気にブレイクするのだから、芸能界はわからないものだ。<文/A4studio>
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ