恋愛・結婚

DVに悩む妻が夫に復讐。その驚くべき方法とは

 DV問題は後を絶たない。警視庁が公開するデータによると、配偶者からの暴力相談等の相談件数は9,042件(平成30年)。
配偶者からの暴力相談等受理状況

配偶者からの暴力相談等受理状況(警視庁)

 都内に住む優子さん(仮名・36)も、夫からDVを受けている。だが彼女は「復讐方法を見つけたから大丈夫」と話す。

左遷された夫のDVに悩む日々

「夫は広告代理店に勤めているのですが、営業部長の座を後輩に奪われ、総務部庶務課に異動になったんです。月収が3割近く減り、社内での雑務が増えたせいかストレスをかなり溜めていました。そのため私への八つ当たりが言葉の暴力、やがてDVへと発展していったんです」
DV

写真はイメージ(以下同)

 左遷された夜は帰宅するなり、「優秀な嫁の支えがあってこそ旦那が出世するものだ。それなのにお前は最低のサゲマンだ!」と怒鳴り、さらに息子の成績が中程度のことも、母親のせいにした。 「日経の記事によると、母親の無能な遺伝子とバカな母親との無駄な時間共有という環境因子がダメな子供をつくるんだって。祐馬(息子)がバカなのはオマエのせいだ。罪な女だ。償え!」  営業部長だった頃の夫は毎日のように深夜帰宅、土日は接待ゴルフで外出することがほとんどだった。だが左遷されてからは20時前に帰宅するようになり、毎日のように理不尽な暴言と暴力を浴びせてきたという。 「口答えしようものなら、モノを投げつけられたり、殴られたりのDV。さらに『息子の祐馬が早慶の附属に入れなかったら、オマエの責任だからな』と怒鳴る。『夏期講習だって安くないんだから、キチンと復習させて合格圏内に学力アップさせるんだ!』と毎日のようにくどくど言われると参りましたね。

学生時代の元カレとの再会で

 そんな生活に苦しんでいた優子さんだが、ある日、学生時代の元カレ・健司さんからFacebookで友達申請される。 「近況を報告し合い、思い切ってLINEを聞いてみました。健司は自営業で独身ということで、私が悩んでいることを知るとすぐ食事に誘ってくれました」  健司さんとの食事は週に1回ほど行われ、その度に優子さんは「昔に戻りたい」という思いを抱いたそうだ。 「健司が誘ってくれたら、いつでもOKするつもりでした。でも私が既婚者で遠慮したのか、いつも悩みを聞いてくれるだけ。もどかしかったですね」  しかし、とある平日。健司さんとランチをする予定だったその日、優子さんの自宅最寄り駅で待ち合わせをしていた。だが突然大雨になり、彼女は勇気を振り絞り「うちでランチしない?」と誘ったのだ。
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復讐方法は、夫のベッドで情事を重ねること
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コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪

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