日高屋、ブックオフは買取も対応…キャッシュレス決済できる意外な店
QRコード決済の対応店が増えている。たとえば、安価が評判の飲食店ではクレジットカードが使えないことが大半。それはクレジットカード会社へ支払う手数料が重荷になっているからだ。
が、QRコード決済サービスの手数料は総じてクレカよりも割安に設定されている。このあたりは、まさに事業者側利点である。我々庶民にとってお馴染みのあの店も、いつの間にかスマホ決済を取り入れている。
安くて美味い中華料理チェーン店の代表、日高屋。東京23区で働く者にとっては、もはや生活インフラのような店でもある。
実はこの日高屋、現在はQRコード決済の主要銘柄に対応している。2019年11月26日、日高屋はLINE Payによる決済を開始。この時点では「他の決済銘柄についても順次対応していく」としていたが、それから僅か1ヶ月でPayPay、メルペイ、d払い、au Pay、Origami Pay、Alipay、Wechat Payと、対応銘柄を一気に増やした。
まさに長足の進化とも言えるが、実のところ日高屋がキャッシュレス決済対応店になったことはあまり知られていないのではないか。確かに各テクノロジーメディアはこの話題を取り上げてはいる。しかし、それが巷のサラリーマンに届いているかはまた別の話。
安価なメニューを、財布の奥底に眠る小銭で支払って食べる。日高屋にそんなイメージを抱いている人は、未だ少なくないはずだ。だが、QRコード決済とは少額の支払いにこそ真価を発揮する。利用者も事業者も、細々とした小銭から解放されるのだ。
中古書籍販売のブックオフは、便利な「暇つぶしスポット」でもある。ほんの少し時間が余った時、ブックオフに行って立ち読みする。もちろん、読み終わった本があればそれを持ち込んでも構わない。ちょっとした小遣い稼ぎにもなる、便利な店だ。
そんなブックオフも、QRコード決済を開始した。去年9月、ブックオフはPayPay、LINE Pay、楽天ペイ、Origami Payを導入。そこから3ヶ月後にメルペイ、d払い、Alipay、Wechat Payに対応した。こちらも上記の日高屋に負けず劣らずの爆速進化である。
また、ブックオフは中古書籍の買い取り代金をQRコード決済の残高に送金するシステムを導入。これにより、査定の待ち時間の大幅削減が可能になる。QRコード決済を導入することにより、あらゆる面での効率化を促せる事例でもある。
「サラリーマンの友」日高屋が長足進化!
ブックオフの書籍買い取りもキャッシュレスで
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