更新日:2023年05月18日 16:46
エンタメ

SKE48のMV撮影現場に潜入!! メンバー18人の「ソーユートコあるよね?」一挙公開

 1月27日付のオリコン週間シングルランキング1位に輝いた、SKE48の26thシングル『ソーユートコあるよね?』。そのMV撮影現場にSPA!が潜入した。その際に取材したメンバーたちの「ソーユートコあるよね?」と言われがちなポイントやMVの裏話、楽曲の魅力、撮影現場の様子を一挙公開する。  ●浅井裕華  私は、友だちと遊びに行くと、必ず遅刻しちゃうので、「ソーユートコあるよね?」ってよく言われちゃいます。メンバー同士で行くとみんな遅れてくるので、「うちらソーユートコあるよね?」って言いあったり(笑)。お仕事でも、遅刻しないか不安なときもあるんですけど、今回は江籠裕奈さんが同じ部屋だったので、安心でした!  楽器屋さんのシーンでは、トランペット経験者なので、最初はトランペットを持って撮影してたんです。でも、衣装の関係でギターになっちゃったのが、ちょっとだけ残念でしたね。  ●荒井優希  A型なんですけど、O型っぽいってよく言われます。いつもゆっくりしてるから遅刻しがちだし、いろいろ雑なんです。小さいときから、ずっと一緒に歩いていても1人だけ遅れちゃう。MV撮影では、休憩中に寝過ぎちゃって、周りにメンバーがいなかったので、あれ?って。寝坊したかと思って慌てたけど、全然大丈夫だったので、ホッとしましたね。  今回の私服衣装、色違いのものを持っているので、ほぼ私服です(笑)。水色のワンピースに、赤のベルトを付けていて、色が前回のシングルのときと同じなんです。テイストもストリートっぽい感じ。スタッフさんが、私にはこの色が似合うって思ってくれてるのかな。

写真左が井上瑠夏

 ●井上瑠夏  よく「人の話を聞いてないよね」って言われるんですけど、実際はちゃんと聞いてるんです。でも、内容を忘れちゃうこともあって、そういうときは、お母さんからも地元の熊本弁で「また聞いてないとね」って言われちゃいます。  今回、須田さんがセンターということで、腰の動きがセクシーで、カッコいいんです。バイクのブーンって動きも、キレがあって、須田さんにピッタリの振り付けだなって思います。メンバーと目が合うところも多くて、一サビではなっきー(鎌田菜月)さんと目が合って、大サビの自由な動きのパートでは、反対側にいる荒井優希さんと日高優月さんが、「瑠夏のところまで来るね」って言って、振り入れでも来てくれたのが楽しかったです。  ●江籠裕奈  さっきも、麦茶を入れようとしたら、コップを置く場所を間違えて、たくさんこぼしちゃったりして、ドジすることが多いんです。運動神経が悪いのもよくネタにされます。運動系の企画があると、SKE48でいちばん運動できないっていう称号を持っているので、後輩からも「もっと早く走って」「ここ、段差あるから気をつけて」っていじられたりします。  今回は、探さなくても見つけやすいポジションにいるので、ファンの方は喜んでくれています。後輩が増えて、撮影の合間には、違うチームの子たちとも話す機会が増えて、距離が縮まった気がしますね。妹が増えたみたいで楽しいです。年上の後輩もいるので、逆に甘えたりすることもありますけど(笑)。

写真前列中央が大場美奈

 ●大場美奈  もともとオンオフがはっきりしてて、休憩中は究極にオフにしているので、撮影前にメイクしてるときなんかは、「大場さん、大丈夫ですか……?」ってちょっと心配されちゃいました(笑)。  ちゅり(高柳明音)が卒業前最後のシングルになるんですけど、まだ実感がなかったんです。でも、歌割りが決まったときに「パートが一緒〜」って言われて、ちょっと寂しくなっちゃいましたね。ああ、歌割りが一緒になること、もうないんだなって。一緒にいる間に、思い出をたくさん作れたらいいなって思います。  いろんなお仕事をさせていただいてるので、もう卒業するんじゃないか説が出ているんですけど、まだ辞めません! 舞台からSKE48の仕事に戻ったとき、改めて「すごく楽しいな、幸せだな」って思ったんです。今年は、SKE48の先頭に立つメンバーとして、グループの魅力を広めたり、後輩のことをしっかり育てて前に出していけるように頑張ります。  ●鎌田菜月  最近、メンバーから「MCパートの間を埋めがち」って言われて「確かに!」って思いました。トークの仕切りを任せてもらうことが多いので、間を怖がって、ついついとりあえず埋めちゃうんです。そのせいで、言う必要ないことまで言いがちですね。  MV撮影でびっくりしたのは、DA PUMPのTOMOさんが、地元の学校の先輩だと判明したことです。振り入れのときに話してたら、地元が一緒だとわかって、話を聞いてるうちに、学校も同じだとわかったんです。知ってる先生の名前も出たりして、衝撃的でした。  ●北川愛乃  初めてのシングルMVの撮影ということで、前日の夜も緊張と楽しみな気持ちでなかなか寝られませんでした。リップシーンでも、事前に鏡を見ながら「こんな感じがいいかな」って、いろいろな顔や手足の角度はどうかなって決めてたんですけど、本番になるとガチガチになっちゃって。でも、歌詞の意味を伝えられるように、頑張って身振り手振りを入れてみたので、ぜひ見ていただきたいです。  シングルの選抜メンバーに入るのが目標だったんですけど、次は選抜に定着して、前の方のポジションになれるようになりたいです。演技とか、コスプレ、ガンプラも好きなので、今年はいろんなお仕事にチャレンジしてみたい。ファンの方も「よこにゃんの演技が好き」って言ってくださるので、舞台やドラマのお仕事をいただけたら嬉しいです。  ●熊崎晴香 「身振り手振りが大きい」「顔の表情、動きがうるさい」って言われることが多いです。最近、番組で、センターの真後ろのポジションになったことがあったんです。顔の動きがうるさくて、自分でも、「いったんおさまれ!」って思っちゃいました(笑)。クセなのでしょうがないんですけどね。  去年はBNK48さんと共演させていただいて、日本のいいところを紹介するっていう企画があって。だから、今年は逆にタイに行って観光したり、ライブしたりしてみたいです。もし海外に行けることになったら、ロサンゼルスではケータイを無くしてしまったので、落とし物をしないように気をつけたいですね。  ●佐藤佳穂 「ソーユートコあるよね?」は、母、メンバー、ファンの方、それぞれ言われることが違うんです。母からは「人の話を聞いてない」って言われるし、メンバーからは「くねくねしすぎ」って。  ファンの皆さんからは「悩むけど、自分だけで解決するよね。思わせぶりが多い」って。だから、最近はなるべく言うようにしてるんです。  今回は、選抜入り4作目なんですけど、普段はこういうタートルネックに柄を合わせた服を着ることがないんです。最初に見たときは自分に似合うかなって感じもあったけど、髪の毛を青にして、ネイルも濃くして。いままでの私とは違う姿を見せられたんじゃないかなと思います。(古畑)奈和さんの髪がピンクだったので、2人合わせてキキララみたいだねって言われてました。  ●末永桜花  ステージ上で自分が話をしてるとき、体の後ろで、マイクを持っていないほうの手で髪の毛を触ってるらしいんです。メンバーから、「ソーユートコあるよね?」って言われます。自分では意識をしてないんですけどね。  同期のはたごん(髙畑結希)は、ぽんこつって言われがちだけど、7期をまとめてくれるんです。去年、期ごとのTシャツを作ったときに、みんなの意見をまとめてくれて。同期の間では、「はたごん、実はできる子だよね」ってイメージもあると思います。  いままで、シングルでは毎回MV撮影の最終日に体調を崩しちゃってたんです。関係ないと思うんですけど、卵を食べた後に体調を崩していた気がしたので、今回、撮影期間中は卵を食べないことにしたら、ずっと元気でいられました。ホントは卵料理が大好きなので、撮影が終わったらいっぱい食べたいです。  ●須田亜香里 『ソーユートコあるよね?』って、この歌詞、私のことですよね(笑)。みんながドン引きするくらいマイペースでやってるなって、自分でも思うし。ただ、最後のほうで、自分に正直すぎるけど、まあいいかって歌詞もあるので、みんなもそう思ってくれてるんじゃないかな、と思うしかないですよね。  思うことを全部話しちゃう、自然体で生きられるようになったのって、ここ2〜3年なんですけど。悪いトコもたくさんあるけど、この生き方でいいかなって思える、大好きな曲です。  あと、この曲を聞いてて、ファンの皆さんにも当てはまるかもと思っていて。私がテレビで好みのタイプを言ったり、他のファンの方と握手している姿を見ると、モヤモヤしてると思うんです。そういうのを飲み込んで、いまを楽しもうと思って、イベントに来てくださる方が多いと思うから。私が楽しむ姿を尊重してくれるファンの皆さんに支えられてるんだと実感するし、皆さんと私の関係にも当てはまる歌詞だなと思います。  ●惣田紗莉渚  テンション高くわちゃわちゃしているときに、急にスイッチがオフになって無の表情になることがあるみたいなんです。「そこが面白い」って、同期の(松本)慈子によく言われますね。  今回、撮影の空き時間にずっと女子トークしてたのが楽しかったです。大場さん、須田さん、荒井優希、私と、何人かちょこちょこ入ってきて。メイクの話とかをしたり。最近は、選抜で活動する時間も少なかったので、みんなで長い時間トークできたのがすごく楽しかったです。  SKE48に入った頃は「前に出なきゃ」って気持ちが強すぎてピリピリしてたこともあったけど、最近はメンバーとごはんに行く回数が増えてきました。(卒業した北川)綾巴と仲良くなったのがきっかけで、いろんなメンバーと話す機会が増えたのかな。仕事の空き時間やプライベートでメンバーと話すのが、毎日楽しいです。  ●髙畑結希  今回、初選抜のメンバーだけ、1日早く選抜入りを教えてもらったんですよ。誰が一緒になるのか知りたくなって、(浅井)裕華たんに「いついつの仕事の予定入ってる?」って聞いたら怪しまれちゃいました(笑)。  MVの最後、みんなでジャンプしながらセンターに近づいていくところがあって、ひとりだけリズムが合わせられなかったんです。同期みんなで、ホテルで練習してたんですけど、ちゃんとできたカットが使われたかどうかわからないので、うまくできているかチェックしてほしいです。  今回、24歳で初めて選抜入りできたことを弾みにして、SKE48のなかで5番目くらいに忙しいメンバーになれるように頑張ります! 落語番組のアシスタントMCや、実際に落語をやったこともあるので、日高優月ちゃんの野球みたいに、趣味を活かした個人のお仕事も増やしていけたらいいなと思います。  ●高柳明音  卒業前最後のシングルになるんですけど、ずっと一緒だった(松井)珠理奈さんがこの現場にいないのは、寂しいなって思っちゃいます。  いままでのシングルMVで一番印象に残っているのは、やっぱり「青空片想い」かな。雪の降るビルの屋上で撮影して、春にリリースする曲だから衣装は半袖。すごく寒かったのを覚えてますね。まだみんな不慣れな時期だから、もし振付が飛んじゃったら、とりあえず手拍子しようって言ってたんですけど、見事に全員がノリで手拍子して乗り切ることになって(笑)。あの頃はみんなが同じスタートラインだったけど、いま新しく選抜に入る子たちは、追いつかないといけないから大変ですよね。  今回のシングルでは、久々に下手のポジションなんですよ。シングルでは9割上手ポジションが続いてたから、シングル曲が続くライブだと、下手にまったく行かなくて。だから、久々に下手のファンの方たちに会えるなと思ってます。

写真左が竹内彩姫

 ●竹内彩姫  この年で高いツインテールをするのって、本当は恥ずかしいんですよ。でも、結局ノリノリでやっちゃうところは、メンバーから「ソーユートコあるよね?」って言われます。でも、アイドルだからこそできる髪型だと思うので、アイドルでいるうちは、やり続けます! この髪型をしてて痛いって言われないのは、芸能人か保育士さんだけだと思います。  MV撮影の合間に「アナザースカイ」ごっこをやってました。前作でLAに行ったとき、「あなたにとってLAとは?」みたいな「アナザースカイ」ごっこをしてたら、メイキング映像にたくさん使ってもらえて、好評だったんです。今回も、使ってもらえることを信じて、いろいろやってみたので、MVのメイキング映像に注目してほしいです。

写真右から2番目が野島樺乃

 ●野島樺乃  ごはんを食べているときに「一口ちょうだい」って言っちゃうのが口癖です。一緒にお弁当食べてるとき、お菓子を食べてるときも。いつも言っているので、からかわれることもあります。同期の子たちはわかってくれているので、先に「一口いい?」って聞いてくれたりしますね。  私服衣装では、緑のジャケットに緑のワンピース、チョーカーを付けています。これで街を歩いてって言われても、歩けないなって思うくらい、普段は着ない感じです。メイクも、かなりリップを赤くしないと服に負けちゃうし、難しかったですね。でも、いままでになかった自分なので、この衣装を着ると、テンションが上ります。  MV撮影の前日、ラメがたくさんついた靴でリハーサルをしてたんですよ。そしたら、私の動いた場所だけラメが落ちて、キラキラになっちゃって(笑)。「ティンカーベルみたいだね」って笑われちゃったので、次回から、動くときにはラメの靴を履かないようにします。  ●日高優月  自分の好きな話題だと、前のめりで早口になったり、急にテンション上がるよねって言われがちです。アイドルが好きなので、推しの子の映像を見たときなんかは、自分だけにとどめておけなくて、周りにも知ってほしくなっちゃうんです。スターダストさんのグループが好きで、特に好きなのは、エビ中(私立恵比寿中学)、ときめき宣伝部、いぎなり東北産。BiSHとか、WACK系も好きなんですけど、推しが決まらないのが悩みです。  楽器を持つパートがあるんですけど、みんな楽しそうにしていたので、MVを観るときに注目してほしいです。あと、そのパートでベースを持って撮影していたら、ベースを弾いてみたくなりました。一時期ドラムを始めたかったんですけど、時間の都合でできなくて。今年はベースに挑戦してみたいですね。  ●古畑奈和  仕事終わりでは、誰よりも早く楽屋を出るし、帰りの車が来たら誰よりも先に立ち上がっちゃいます。同じ空間にずっといるのが苦手で、1人になる瞬間が好きなのかな。みんなからも、「古畑はすぐ帰る」とか、「遊びに誘っても来ないんじゃないかな」って思われがちです。誘われたら、全然行くんですけどね。  MV撮影では、(須田)亜香里さんが、扉を開けるシーンがあるんです。開けた扉を(熊崎)晴香ちゃんと私が支えて、みんなが出やすいようにしてるんですけど。扉がストッパーに当たると、反動でびよ〜んってなるので、そうならないように、指の力だけで必死に押さえたんですよ。映像には映っていないけど、今回いちばん頑張ったポイントです。 取材・文/森ユースケ 撮影/時永大吾
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