新型コロナの影響はアイドル界にも甚大。週刊SPA!が猛プッシュし続けるマジカル・パンチラインもリモートライブを開始するなど変革のときを迎えている。新時代の幕開けに、彼女たちの胸に期する思いとは?
自粛期間中はファンやメンバーと会えず、寂しい気持ちでいっぱいだったとか。「寂しすぎてメンバーとの過去のLINEを見返したり、YouTubeで動画漁りをしてました」(清水)
SPA!がブレイク間違いなしと太鼓判を押すアイドルグループ、マジカル・パンチラインが
週刊SPA!6月23日号の表紙に初登場。今号で約1年続いた連載企画「マジロケ!」が一区切りを迎えるのだが、今までの反響やこれからやってみたいことを聞いてみた。
今度はみんなでやる企画がやってみたい
吉田:まず今回、表紙ができて嬉しかったです。地元の本屋さんにも並ぶので楽しみ。今までもライブや特典会で、SPA!を見て来たよって方がいたので、そういう方がまた増えたら嬉しいです。今後も何かやれるならペアやみんなでやる企画がやってみたい。連載『マジロケ!』は一人ずつだったので。
そんな絆を大切にする彼女たちが14日から無観客リモートライブをスタートさせた。継続的に配信でのライブ活動を展開していくという。
小山:リモートだからこそ、遠くにお住まいの方を含め、もしかしたら海外の人にも見てもらえる可能性があるはず。ファンの皆さんも、家族や友達など、周りの人を誘って、一緒にライブを見てもらえたら嬉しいです。
沖口:ライブやイベントに気軽に来てもらえない状況ですが、MCのパートをお客さんも巻き込んだ参加型にするなど、楽しんでもらえるようなアイデアを出していきたいと思っています。
新型コロナの影響でアイドル活動には大きな変化があったわけだが、日常生活はどうだったのだろうか?
清水:オタクなので最初のうちは『やったー! 家でずっとゲームできる。オタク大勝利』って思ってたんですけど、日常の忙しい合間にゲームをやるのが楽しかっただけだと気づいて。早くファンの皆さんの前でライブができる日常に戻りたいです。
吉澤:私はケーキ作りやお菓子作りにハマって、毎日ホワイトチョコを溶かして着色の研究をしてました。チョコって、食紅だと色がつかないんですが、そこに油を混ぜるとキレイなピンク色になるんですよ。
浅野:こんな機会だからこそ、ダンスを見直して、基礎の部分を鍛えることにしました。アイソレーションという体のさまざまな場所を個別に動かす練習をしてるんですが、全身からめっちゃ汗をかくようになりましたね。
思い思いに時間を使っていた彼女たち。そんななか、あるものを買ったと話すメンバーも。
沖口:ヘアメイクさんに教えてもらった1万8000円するツボ押しの棒を買ったんです。ちょっと高いし、めちゃ痛いんですけど、すごくむくみが取れて。小顔マッサージにもなかなか行けないし、一回行く値段を考えたら安い買い物でしたね。
アイドル界も様変わりしていくが、歩みを止めず、ひと回り大きなグループに成長して戻ってきてほしい。
【マジカル・パンチライン】
’16年に結成。’19年2月に吉澤と吉田が新メンバーとして加わり現在の6人体制に。無観客リモートライブ「MAGiCAL PUNCHLiNERemote Live Express~LiVETOGETHER!」の開催が決定。日程はVol.1が7月24日(金)、Vol.2が8月15日(土)、Vol.3が9月26日(土)
取材・文/森ユースケ 撮影/松田忠雄 ヘアメイク/mahiro・中逸あゆみ(エムズアップ) スタイリング/有咲 衣装協力/原宿シカゴ BIG TIME下北沢 HAIGHT & ASHBURY
※週刊SPA!6月16日発売号より