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連日大声でケンカするカップルvsヤカラ系の若者。勝ったのはどっち?

―[困った隣人]―
 浮気やお金が絡む深刻なケースもあるが、日常的に繰り広げられる夫婦や恋人同士のケンカの理由はほとんどは、周りからすれば他愛のないこと。“夫婦喧嘩は犬も食わない”と言うが、だからといってそのたびに壁の向こうから怒鳴り声が聞こえてくるのは隣人にとってはたまったものではない。

深夜、隣人の同棲カップルが怒鳴り合う声が…

アパート

写真はイメージです(以下同じ)

「独身時代のアパートの隣部屋に住んでいた若いカップルもお互い気が強いのか、よく相手を罵る声が聞こえてきました。いつも何の前触れもなく怒鳴り声が響くから心臓に悪くて。ビックリして持っていたスマホやテレビのリモコンを落としたこともありました」  そう語るのは、ソフトウェアメーカーに勤める道尾達也さん(仮名・33歳)。彼によると、住んでいたのは20歳前後のギャルにそれより少し年上と思われる目つきの悪い金髪で細身の男性。引っ越してきた際の挨拶などはなく、まったく交流はなかったそうだ。 「女のコは朝同じ時間帯に家を出ることが多くて働いているようでしたが、彼氏は定職に就いている感じではなかったです。一度、コンビニで見かけたことがありますが、そのときは食い入るようにパチスロ雑誌を見ていました(笑)。確か、あそこは単身者用のアパートで2人で住むのは本来ダメだったはずなので、彼女の家に転がり込んできたのかもしれません」  そんな彼氏に思うところがあったのか住み始めてから半月ほど経ったころから2人が怒鳴りながら言い争う声が聞こえるようになった。話の詳しい内容は聞き取れなかったそうだが、女性が何やら文句を言い、それに男性がキレて言い返しているようだったという。 「いつもそんな感じで、最初に声を張り上げるのは彼女のほうでした。そのアパートは別に壁が薄いわけでもなく隣部屋の生活音がダダ洩れでもありませんでした。だから、余程大きな声だったんでしょうね。しかも、言い争うのは決まって深夜。こっちは寝ようとしている時間帯だったから本当に勘弁してほしかったです」
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苦情を伝える住人に逆ギレ
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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