小芝風花、次世代コメディエンヌとしての自覚は?
ドラマ『妖怪シェアハウス』で民放連ドラ初主演の小芝風花。表現力抜群の演技から“次世代のコメディエンヌ”と評され、女優として着実に成長を続けている。今年の夏はコロナでなかなかアクティブに過ごせなさそうだが、出かけられるようになったら何をしたいか、熱烈に語ってくれた!
現在放送中のドラマ『妖怪シェアハウス』(毎週土曜23時15分~、テレビ朝日系)で、民放連ドラ初主演を務める小芝風花。ひょんなことからお岩さんや座敷童子などの妖怪たちとルームシェアすることになった自己評価の低い気弱女子、目黒澪役を演じる。
小芝:澪は周りを気にして本音をなかなか言えないコですけど、妖怪さんたちはホントに自由で個性が強いんですよ。みんなそれぞれ悩みがあっても、『それが自分だよね』と受け入れて生きている。そんな彼らに影響されて、澪も自分のやりたいことや夢中になれるものを見つけていくんです。
コメディ作品での熱演を絶賛され、“次世代を担うコメディエンヌ”とも呼ばれているが、本人的にはどう思う?
小芝:私自身が個性的というより、個性的な周りの人たちに振り回される役が多いんだと思います(笑)。その意味では、なるべく自分のセリフより相手のセリフを聞いたときの反応を大事にしたい。自分の考えを事前にあまり固めすぎず、現場で演技の感覚をつかめるように常に心がけています。
そう笑って話すたびに垣間見える、真面目な素顔。コロナ自粛が落ち着いたらどんな夏を過ごしたい?
小芝:やっぱりキャンプに行きたいです。川の流れる音とか、澄んだ空気とか、自然に囲まれてご飯が食べたいです。串に刺して焚き火でパチパチ炙ったウインナーをアテにビールを飲むのが最高なんですよ! アウトドアで食べるカップ麺って、なんておいしいんだろうって思いますよね。
コロナ禍で世の中に蔓延するモヤモヤした空気を、ぜひその笑顔で吹き飛ばしてほしい!
【小芝風花】
’97年、大阪府生まれ。’14年、映画『魔女の宅急便』で映画初主演を果たす。代表作にドラマ『あさが来た』『ふたりのキャンバス』『トクサツガガガ』『パラレル東京』『美食探偵 明智五郎』など。主演ドラマ『妖怪シェアハウス』はテレビ朝日系にて毎週土曜23時15分~放送中。出演はほかに松本まりか、毎熊克哉、大東駿介、大倉孝二ら
※週刊SPA!8月4日発売号より
撮影/中村和孝 ヘアメイク/竹下あゆみ スタイリング/成田佳代 衣装/PAMEO POSE 取材・文/中村裕一株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
川の流れる音や澄んだ空気のなかで食べるご飯は格別です
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